2月の読んだ本 まとめ

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:880ページ
ナイス数:2080ナイス

女賞金稼ぎ 紅雀 閃刃篇女賞金稼ぎ 紅雀 閃刃篇感想
これはこれで面白いんだけれど、前巻が良すぎたのでものすごく物足りない。各エピソードも内容はいいのに駆け足に展開するのであらすじを読まされてる気がしちゃうし、情感や余韻に欠ける。この巻である程度の決着をつけようとする意図も見えすぎ。前巻のように趣向と描写をきっちり重ねて巻数に余裕を見て展開すれば、著者に力量があるのは間違いないので好シリーズになったろうに。
読了日:2月29日 著者:
兵馬地獄旅 1 (SPコミックス)兵馬地獄旅 1 (SPコミックス)感想
いきなりなんの説明もなく、追いつ追われつの忍者活劇から始まる。非情さすらなく、乾いて枯れた情感の無さが徹底してクール。後から主人公が追われる理由が明かされる構成は内容に入りやすく、描写が簡潔簡素でわかりやすい。このへんは横山光輝ならではの美点ではあるが、おそらくは掲載誌の関係でエロティシズムを盛っているのがちょいマイナス。出てくる女性キャラ立ってないし皆同じ顔だし、濡れ場を描いても絵に照れとぎこちなさがあって色気なんてあったもんじゃない。不得意な要素を無理矢理描いてる感強し。それ以外は面白いので次巻へ。
読了日:2月23日 著者:横山光輝
花天新選組―君よいつの日か会おう花天新選組―君よいつの日か会おう感想
月下花伝の続編であり、テーマが裏返っていて対照的にもなっている作品。月下花伝が現代の少女が過去を垣間見ながら現代を生きる話ならば、花天新選組は現代の少女が過去の時代にタイムスリップしながらも、懸命に「現在」として生きるお話。今回は新選組ががっつり描かれている点でも面白い。序盤はいかにもな少女小説らしさがあって楽しいが、後半筆致がドキュメンタリックになったり大胆な省略で描かれたりするので、異様な迫力や無常観が漂う。ちょっと宙ぶらりん感もあるのでもう一冊、テーマ的にさらに踏み込んだ続編があると嬉しいところ。
読了日:2月8日 著者:越水利江子
月刊少女野崎くん アンソロジー (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん アンソロジー (ガンガンコミックスONLINE)感想
漫画としてはやはり冒頭の本家本元の椿いづみが描く、王様ゲームの話が一番面白い。でも他作家による各作品も原作の勘所やキャラクターをよく把握していてけっこう読ませる。結果的に統一感あるアンソロジーになってますねー。カラーページの山内泰延の絵は、まるで千代ちゃんが野崎くんをボコりそうな暴力臭を感じてしまい笑った。
読了日:2月7日 著者:
Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)感想
ついこの間、TVシリーズの最終回を見た余韻補正が入っているとは自覚しながらもやはりたいへん楽しかった。上北ふたごプリキュアコミカライズを読むたび言っているが今回も絵が美麗かつゴージャス。各エピソードTVの補完として面白いし、アニメ以上に百合百合してね?細かいサービスも行き届いている。ちょっと気になるのは変身、戦闘シーンが無く日常メインなので、TVアニメ視聴前程度が高くなっちゃってることかな。次の魔法つかいプリキュア!の放映も楽しみだし、上北版の漫画で読めることも今から期待しております。
読了日:2月6日 著者:上北ふたご
ヲタクに恋は難しい (1)ヲタクに恋は難しい (1)感想
タイトルには恋は難しいとあるが読んでみると、ヲタク同士の恋愛はややこしい面倒くさいといった内容。著者は絵は上手いけれど漫画が上手いわけではなく、読み心地がちょっとぎこちない。また女性的な視点や価値観から描かれがちなので、共感しにくい部分もちょいとある。でも変にリアルさを求めるより、オタネタ込みの緩いラブコメと考えればけっこう楽しかったです。ある種のファンタジーという割り切り前提という点ではBLに近い感覚。あとオタクはまったく悪いことではないけど、このぐらいコソコソやる加減が一番楽しそうではありますな。
読了日:2月5日 著者:ふじた
プラチナエンド 1 (ジャンプコミックス)プラチナエンド 1 (ジャンプコミックス)感想
いきなりむちゃくちゃ面白い!小畑健の絵の美麗さは相変わらずだし、展開が予想の三歩越えて驚かせるのでひたすら引っ張られる。デスノートを連想させる部分が多々あるが、表現がより過激になっていたり主人公が善意の人であるなどちゃんと別のテイストになっている。最後の最後でもびっくりさせられるしここからどう展開するやらまったく読めないが今すぐにでも次巻があるなら買いに走りたいぐらい。
読了日:2月4日 著者:小畑健

読書メーター

1月の観たDVD まとめ

1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:462分

ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
前に原作は読んでいて、比較したら単細胞でマッチョな感じ。でも丸々上下巻の小説を一本の映画には無理だと思うし、重要な具はちゃんと乗せて丼料理的に上手く纏めてるのではないか。序盤の主人公が嵌められ、手負いながら逃走するくだりが撮影の力もあって抜群の緊迫感。見終わって考えてもここが一番面白い。国家権力に追われてるのにヒロインを放置して拉致されるとか、FBI捜査官がスナイパーとして急成長しすぎ等気になる点もある。が、テンポよく逃走劇、銃撃戦、狙撃戦、仕事人的制裁などこれだけ盛ってくれれば十分か。高尚さはないけど。
鑑賞日:01月17日 監督:アントワーン・フークア
ラブライブ! The School Idol Movie [Blu-ray]ラブライブ! The School Idol Movie [Blu-ray]
すでに観ていたけど感想書いていなかったのでいまさら。細かいことを言おうとすればいろいろあるけどお祭り的ファンムービーとしては上質ではないかと。ミュージカル的な趣向が入れてあるのも華やかだし、現実から浮遊した感覚を生み出していたり大胆に省略する効果にもなって使い方としても上手い。後半、彼女たちが企画実行することの規模が大きすぎて、このイベントは誰が仕切って予算は?とか考えてしまう。私が野暮なんだけどね。一番良かったのはニューヨーク?の夜の雑踏から女性の声でAs Time Goes Byが聞こえてくるところ。
鑑賞日:01月10日 監督:京極尚彦
ロード・トゥ・パーディション (特別編) (ベストヒット・セレクション) [DVD]ロード・トゥ・パーディション (特別編) (ベストヒット・セレクション) [DVD]
再鑑賞。演出や画面の重厚さ、配役の適切さからにじみ出るどっしりしたスタンダードな味わい。実に映画らしい映画を見ている気分になる。子連れ狼を換骨奪胎して作られただけに、アメリカ映画らしくない湿った情感が漂う。すべてにおいてハイクオリティー。ではあるがそれで面白い作品かというと、ちょっと物足りない印象。主演のトム・ハンクスのあまりに善人然とした雰囲気、上品すぎる暴力描写、スッキリさせすぎなストーリーなどアク抜きのしすぎか。ある種の泥臭さがあったほうが良い作品と思うんだけれど。それでも見返した値打ちはあった。
鑑賞日:01月10日 監督:サム・メンデス
映画 ビリギャル DVD スタンダード・エディション映画 ビリギャル DVD スタンダード・エディション
タイトルで内容やオチすらバラしちゃっている。しかもその通りの事しか起きないし意外性の欠片もない。なのに抜群の面白さ!塾の先生はやる気出させるためになにを言ったのか?その子はなぜそこまで頑張れたのか?勉強することによって人としてどう成長したのか?周りの人々はどう変化していったのか?こうした根幹の部分のドラマの作り込みが丁寧で瑞々しい。有村架純の愛らしさと伊藤淳史の塾教師の生真面目なユーモアが見事なハーモニー。エピソードを適確に配置してテンポ良く見せるので楽しいし、後半は胸に迫る。なんともキュートな作品。
鑑賞日:01月03日 監督:土井裕泰

鑑賞メーター

1月の読んだ本 まとめ

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3244ページ
ナイス数:4047ナイス

動物のお医者さん (1) (花とゆめCOMICS)動物のお医者さん (1) (花とゆめCOMICS)感想
なんとなく久々に再読。よく考えたら20年以上前の漫画なのに時代性を感じず、つい最近の漫画のような気がする。で、初巻から面白い。ただまだキャラの個性が炸裂してない感じかな。漆原教授は大人しいぐらいだし、菱沼さんにいたってはヒロインぽくすら見える。だいぶお話も忘れかけていたので再読にはちょうど良い時期だったのかも。人物以上に動物もキャラ立ちしていて楽しい。
読了日:1月28日 著者:佐々木倫子
日常 (10) (カドカワコミックス・エース)日常 (10) (カドカワコミックス・エース)感想
1コマ、2コマ漫画が多くて異常な勢いがあったなー。やたらドッキリ仕掛けられるわ怒涛の勢いのツッコミの連打やら、やはり長野原みおちゃんは素晴らしいよ。各キャラの将来が描かれてて、特になんだかよくわからん人になってるゆっこが凄まじくシュール。多少しんみりする部分があったが、カオスに振り切ったパワーの方が勝って大いに笑った。日常という漫画らしい幕引きだったと思います。最終巻まで楽しかった。いずれ読み直すなりアニメを観直すなりしたい。あらゐ先生の次回作にも期待いたします。
読了日:1月26日 著者:あらゐけいいち
月刊少女野崎くん(7) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん(7) (ガンガンコミックスONLINE)感想
4コマ漫画なのに読み飛ばせず、あいからず濃いなー。糸電話やらコックリさんなど仕掛けも各話面白い。今回は瀬尾若松組に動きがあって楽しかった。特にハードボイルドで男前な瀬尾結月が異常に動揺しているのが可笑しく、そして可愛い。
読了日:1月25日 著者:椿いづみ
実録!34歳オタクが16歳女子高生と付き合ってみた件(1) (アース・スターコミックス)実録!34歳オタクが16歳女子高生と付き合ってみた件(1) (アース・スターコミックス)感想
タイトルに実録と入ってるし、作中でも本当の話ですと強調してくるだけに眉唾感だけが湧いてきて羨ましいとかラブラブな気持ちにまったくなれない。ここで描かれてることが本当に事実かどうか?という真偽を言いたいわけではなく、漫画内のリアリティーがなんとも薄い。実話を強調するわりにはディテールが甘すぎだし、ヒロインは女子高生で巨乳で可愛いだけの型しかなく、主人公は本当にそれを可愛いと思ってるだけでカップル成立では気持ちの入りようがない。それで起こる出来事だけは異常に波乱に富んでいてもなー。
読了日:1月25日 著者:荒木風羽,金谷拓海
モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス)モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス)感想
致し方がないことではあるが、ものすごい巻き展開。特に中盤の陰謀が交錯するあたりは忙しなさすぎで惜しい。されど粗筋をなぞるだけの漫画になっておらず、たいへんよろしい。絵に絢爛豪華さ重厚さがあって大いに気分が出る。人物の心理描写、感情表現など冴えるので気持ちも入った。ダイジェスト的とはいえ出来うる限り原作のエピソードを収めようという姿勢も嬉しく、12話で一冊の本としてちゃんとまとまっている。これだけ画力構成力、原作への理解があるならばせめて倍の分量で読みたい。でも原作に入るきっかけにもなる良い漫画ですね。
読了日:1月22日 著者:森山絵凪
月下花伝―時の橋を駆けて月下花伝―時の橋を駆けて感想
新選組沖田総司はあくまでもモチーフで、現代の少女が生きることの意味を見出して成長するお話。メッセージ性に一本、筋が通っていてダイレクトに感銘を受ける。この作品そのものに時代劇映画や歴史時代小説への憧憬にあふれているのも好ましい。続けて続編の花天新選組を読んでみよう。
読了日:1月14日 著者:越水利江子
不死の猟犬 3巻 (ビームコミックス)不死の猟犬 3巻 (ビームコミックス)感想
ぐいぐい面白くなるなあ、この漫画。濃いキャラが次々出てくるわ躍動してるわスプラッターとバイオレンスに加えて、強烈なサディズムまで乗っかるきっつい味付けがたまらん。これで絵が端正だから下品にもなっておらず、絶妙なバランス。ユーモアもぐんぐん良くなっていて、最後の番外編には爆笑。こっから先がむっちゃ面白そうなので次巻が楽しみ。
読了日:1月12日 著者:八十八良
不死の猟犬 2巻 (ビームコミックス)不死の猟犬 2巻 (ビームコミックス)感想
おおっ!ぐっと面白くなってきたな。もともとスプラッターアクションとしても楽しかったんだけど、設定や世界観をかなり作り込んでいるのが見えてきた。また恋愛の絡ませ方が有機的で非常によろしい。惚れるか惚れられるかが命懸けの真剣勝負って趣向も先が気になるし、白雪姫のキャラが凄いね。サークルクラッシャーがこれほど凶悪な能力者になってしまうとは。インパクトで引っ張る漫画と思いきや、いろいろと小技が効いている。
読了日:1月12日 著者:八十八良
不死の猟犬 1巻 (ビームコミックス)不死の猟犬 1巻 (ビームコミックス)感想
2巻以降を読むために、再読。
読了日:1月12日 著者:八十八良
あらしのよるに(3) (講談社文庫)あらしのよるに(3) (講談社文庫)感想
いやはやドラマチック。ラブラブだったりドキドキハラハラしたり切なかったり。こんなにシンプルなのにこれだけのことが語れてしまうのか。読みやすくて分量が多いわけでもないのに、この満腹感。作品が持つ普遍性が力強い。実に良かったのでもっと早くに読んでおくべきだった。しばらく時間を置いてアニメ映画を見たり、小説版の方も読んだりしてみよう。
読了日:1月12日 著者:きむらゆういち
あらしのよるに 2 (講談社文庫)あらしのよるに 2 (講談社文庫)感想
お話はコンパクトだし、簡易な文章なのに思いきり気持ちが入る。友情物語というよりもはやラブ・ストーリーですな。ラフなタッチの絵がここぞというときにもの凄い重圧感を出してくるのにハッとさせられる。次の最終巻へ、いってみよう。
読了日:1月12日 著者:きむらゆういち
新・冒険スパイ小説ハンドブック (ハヤカワ文庫NV)新・冒険スパイ小説ハンドブック (ハヤカワ文庫NV)感想
「架空の冒険・スパイ小説全集」をチェックしたら37冊既読。作品解説は、各執筆者に愛や思い入れがあってよろしい。国産作家を取り上げてるのも旧ハンドブックとの違いですな。ただし!現在、気概を持って冒険小説を書いている樋口明雄の名が出てこないのはどういうことだ。収録の作家陣のエッセイは良かったが、作家論は読んだことがあるものが多く少し残念。月村了衛の「鷲は舞い降りた」推しが熱い!思わず読み返したくなったぜ。なのに別項で志水辰夫が、臭くて読めなかったと書いてるのに笑ってしまった。これを機会にいろいろ読んでみよう。
読了日:1月11日 著者:
侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)感想
今回も平常運転で相変わらずの楽しさ。389話は著者がイカ娘という作品を自己分析している様が垣間見えて興味深い。また次の390話はアニメ1期であった野球回に対する漫画なりの返歌かな?とか思ってみたり。その他の話もいつものキャラたちが躍動して面白い。真冬なのにちょっとだけ夏の気分になれるのも良いしねー。それだけに、それなのに!あとがきが!ああああああっ!!あんまりだあっ。
読了日:1月9日 著者:安部真弘
orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
完全に心離れて読み終わってしまいました。SF漫画じゃなく少女漫画だと割り切って細かいとこ突っ込みすぎないようにしても、こう気になる点が多いと無理です。設定の扱いや回収がこうもぞんざいに終わってしまうとは。その上で人物の行動がこうも理性を欠いているとなるとついていけん。人を救いたいのか過去の自分に都合の良い恋愛をさせたいのか。心の弱い人がいるとしても、皆でよって気を使いまくるというのもなんか違うんじゃないの、と。浮かび上がる価値観も苦手。場面場面は読ませるので設定負けしない内容の作品だとまた違うかもですね。
読了日:1月7日 著者:高野苺
orange(4) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(4) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
いろいろ思うとこあるが次の最終巻で。
読了日:1月7日 著者:高野苺
orange(3) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(3) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
う、うーん。ちょっとしんどくなってきた。大筋のドラマの部分はそれなりに瑞々しいし悪くないと思う。主人公らが未来からの手紙に頼りすぎないようにするとかね。しかしそれ以前に、人の命が掛かってるのになんでちびちび目先の日付だけ読んで感情だけで行動すんの?全部読みゃあいいんじゃね?んで手紙の方ももっと具体的に書いたらんと混乱するだけやろ。とかそういうことの方が気になって気持ちが入らなくなってきた。いくら高校生とはいえ、これでは理性と知性がなさすぎ。初巻で気になってた懸念が大きくなっちゃったなあ。
読了日:1月7日 著者:高野苺
orange(2) (アクションコミックス)orange(2) (アクションコミックス)感想
より展開がドラマチックになってきたし、物語の目的もよりハッキリして面白くなってきた。最後の引きも気になるので次巻も読む。で、これは完全に私の好みかどうかの話なんだけど、作品そのものや主人公が理性的になる瞬間がもっとあってもよいのではなかろうか。どうしてもSF的な要素があると知性を求めてしまう。あるいはSF設定抜きの群像恋愛劇だったらもうちょい素直に読めるんだけどな。うーん、やっぱりこだわっちゃうなあ。
読了日:1月7日 著者:高野苺
orange(1) (アクションコミックス)orange(1) (アクションコミックス)感想
設定がまず面白くて目を惹かれる。少女漫画特有の心理描写にも味があり、主人公が手紙のまま行動しているだけでなく、自分と向き合って成長しようする姿もたいへんに好感。ただどうしても気になるのは未来の自分から手紙がくるというSF的な仕掛けにちゃんとした理由付けが物語上なされるかどうか?ということ。こればっかりは先を読まないとわからないが。作品そのものが感情に溺れすぎなきらいがあるのでどうも不安なんだなあ。そのへん良い意味で裏切ってくれることに期待します。
読了日:1月7日 著者:高野苺
あらしのよるに(1) (講談社文庫)あらしのよるに(1) (講談社文庫)感想
再読。オオカミとヤギの相容れぬはずの友情。短いながらも面白い。ほのぼのしているかのように見えて時折不穏な空気が漂うのがブラックだし、なんだか可笑しい。文章にも味があるし絵も飄々としてるね。さてこの二匹どうなっちゃうんでしょうか。今回は未読の残り2冊もちゃんと読みきっちゃいましょう。
読了日:1月6日 著者:きむらゆういち

読書メーター

謹賀新年

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。ここのブログもまとめページと化してしまいましたが、なんかやってみたいなーというのとこれでイイや、というのと半々でございます。限られた文字数で本や映画の感想書くのに慣れちゃって長文の書き方わかんなくなっちゃったし。見てくれている人は少ないと思いますが今後もよろしくお願いします。

12月の観たDVD まとめ

12月の鑑賞メーター
観たビデオの数:6本
観た鑑賞時間:422分

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
あまりこのシリーズ、好きではなかったが前作ぐらいからグッときだして今回がベストの面白さ。各シークエンスの趣向と配分が絶妙、特に文字通り息詰まる水中シーンから猛烈なスピード感のバイクチェイスへ至る中盤は鼓動が高まる。そこから終盤にかけて丁寧な折り畳みがあり、溜飲下がる反撃でエンディングなのでたいへんスッキリ。一歩間違えれば散漫な作品になりそうなところを圧倒的トム・クルーズ力で固めきったところか。アクションやサスペンスの演出もやたらめったら重厚なので非常に頼もしい仕上がり。
鑑賞日:12月13日 監督:クリストファー・マッカリー
要塞警察 デラックス版 [DVD]要塞警察 デラックス版 [DVD]
一見、地味な前半の語り口が実に絶妙。これが効果的なので異常事態に突入していく過程が怖い。また籠城した警察署内部で結束が生まれて反撃と銃撃にカタルシスが生まれる。サスペンスホラーとチーム活劇、両方の勘所を二重に押さえているからたいへん得をした気分になる面白さ。夜の暗さ、音の使い方が抜群に上手くて緊張感が途切れない。キャラクターは立っていても掘り下げすぎないバランスも良く、アクションや残酷描写が過激すぎることもなく低予算なのがいろいろプラスに働いてるように思う。もちろん創り手のクレバーさがあってだけれども。
鑑賞日:12月06日 監督:ジョン・カーペンター
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第12巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第12巻 [DVD]
最終巻。辛い現実に持たざる者が妄想で立ち向かい、一矢報いるという展開に弱いので最終話はかなり心にきた。全話通してもアニメーションならではのポップな表現や、音楽の良さもあってたいへん楽しかった。そしてもっと早くに観ておくべき作品だった。この作品、私にとって最終的には中原岬の魅力につきる。現実に岬ちゃんが現れなくても心に岬ちゃんがいれば、きっと何らかの勇気を持てたと思うし。原作小説を読んだ時から岬ちゃんはぼんやりと居たんだけど、アニメを観てクッキリしだした気がする。
鑑賞日:12月06日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! 通常パック<オリジナル無修正版> 第11巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! 通常パック<オリジナル無修正版> 第11巻 [DVD]
終盤にきて孤独感無力感の表現が秀逸で胸に突き刺さる。
鑑賞日:12月05日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第10巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第10巻 [DVD]
山崎のあえての自爆、あえてのフラグへし折りが泣ける。
鑑賞日:12月02日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第9巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第9巻 [DVD]
マルチ関連の泥沼と、主人公の堕ちっぷりが怖い。
鑑賞日:12月02日 監督:山本裕介

鑑賞メーター

12月の読んだ本 まとめ

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3358ページ
ナイス数:3942ナイス

バンドーに訊け! (文春文庫)バンドーに訊け! (文春文庫)感想
当時は本の雑誌を購読していて、収録の書評をだいたいリアルタイムに読んでいたはず。20年以上前のだから取り上げてる作家にしても現役だったり、すでに消えていたり。なんだか無情だのう。書評のはずなのに私事がやたら書いてあってまるでエッセイ集のようにも読める。それゆえになんだか切ない情感が漂う。その切なさが他人事ではないのは当時これに影響されて読んだ本がたくさんあるからか。書評家・坂東齢人としてもっと活躍してほしかった。パソコン通信で本の情報やりとりしてるって羨ましかったね。今ここで私がやってるのも同じことかな?
読了日:12月30日 著者:馳星周
女賞金稼ぎ 紅雀 血風篇 (光文社文庫 か 51-4 光文社時代小説文庫)女賞金稼ぎ 紅雀 血風篇 (光文社文庫 か 51-4 光文社時代小説文庫)感想
うっひょー、これは面白い!小気味よい快作。復讐ものとして勘所押さえまくりだし、展開がキビキビしている上に捻りがあってグイグイ読ませる。退屈する瞬間がない。序盤はヒロインの造形が弱いかと思ったが、後半ひたすら行動を描くだけで立てるなど小憎らしいほど上手い。派手な見せ場が二段構えであったり、アクションメインかと思いきやミステリー的な伏線や仕掛けも丁寧で小技が効いてる。サービス満点の痛快娯楽復讐活劇。今から来月発売の続刊が楽しみで仕方ない。ベテラン作家の別名義だそうだが確かに手練の味わいと巧さ。
読了日:12月23日 著者:片倉出雲
神子上典膳 (講談社文庫)神子上典膳 (講談社文庫)感想
剣豪小説、冒険活劇、ある種の仕掛け、といろんな要素が入ってるし、各パーツ上質ではあるが、一冊のまとまりで考えるとカタルシスが弱い。剣戟場面の殺気は素晴らしいが勝敗がぼやかされる展開が多い。活劇としては主人公の造形がぼんやり焦点があってないので盛り上がらない。なんでそうなちゃってるのか?は終盤で腑に落ちて、ああなるほどではある。でもこれ、ここにいたるまでの展開をモヤモヤさせる効果になってないか。仕掛けとしては面白いんだけどさ。初期作品なので光るものがあってもまだ炸裂していない、といったところか。
読了日:12月23日 著者:月村了衛
魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女まどか☆マギカ[魔獣編] (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
安心と安定のハノカゲ氏によるまどマギコミック版。絵や演出が素晴らしく、アニメ版を上手く取り込んでいて、所々オマージュ的な場面や台詞の挿入も適切。魔獣の造形や見せ方がたいへん面白い。あとアクションやバトルシーンがほんとに上手くなったなあ。ということでヴィジュアル的には隙がないが気になるのは内容。戦う相手が魔女から魔獣に変わっただけの語り直しなだけに思えなくもない。それでも十分に読ませるから良いが、より高みを目指してほしいところ。1巻は土台で、ここから新しいドラマを作ろうという意志は感じられるので2巻待ち。
読了日:12月15日 著者:原案:MagicaQuartet,漫画:ハノカゲ
このミステリーがすごい! 2016年版このミステリーがすごい! 2016年版感想
国内外ともにベストテンどころかベスト20で読んでる本が一冊もない。かといって何かを読んでみようという気にもあまりならず。今のところ読書の興味がミステリーに向かってないようだ。まあ、いずれミステリー読みたくなったときの参考にはなると思う。
読了日:12月12日 著者:
この時代小説がすごい! 2016年版この時代小説がすごい! 2016年版感想
作家や出版社の2016刊行予定を知ることができるのはたいへん有難い。今年も自分なりに時代小説は読んできたものの、こうしてムックを見てみるともの凄い出版量。なんとなく忍者ものが復権してきている気がする。充実のブックガイドになっているかと思います。おかげで読みたい本が増えたけど、それより手元にある積読をじっくり片付けていかんとなあ。
読了日:12月10日 著者:
ワイルド7R(2) (マンサンコミックス)ワイルド7R(2) (マンサンコミックス)感想
冒頭の古都京都を舞台にしたバイクアクション、後半のショッピングモールでの大活劇など絵の密度、構図、発想はさすが望月三起也で目をみはる。しかしワイルド7として期待するものが足りなさすぎて、もにょる。描き下ろしコミックス一冊ではそりゃ無理な話なんだけれど、7人のキャラが立ってこそワイルド7だと思うし。あと一転して反撃に出るパートが短すぎるのでカタルシスが弱い。それでも新作が読めるのは嬉しいことではある。飛葉ちゃんが一歩引いてバックアップで、大悟が前面に出ているのは上手く世代交代してる感じがよく出ていて良いね。
読了日:12月10日 著者:望月三起也
死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(2)(少年チャンピオン・コミックス・タップ!)死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(2)(少年チャンピオン・コミックス・タップ!)感想
独特の現実感を揺らめかせる感覚が良いなあ。心をぐらつかせ抉るような話もあればほのぼのもあり、超現実にすっ飛んでいくようなのが混ぜこぜに収録してあるので妙な不安定さがある。しかもあの手この手で表現されるのでクラクラしてしまう。そして読後感は、なんだか切ない。
読了日:12月9日 著者:阿部共実
進撃の巨人(18) (講談社コミックス)進撃の巨人(18) (講談社コミックス)感想
決戦前の前哨というべき内容。それでもドラマは濃く、いまだ新たな謎も提示されページを繰る手は止まらない。それぞれの思いが決算的に語られる一方、爆笑の食事シーンもあって可笑しいやら初期の展開を思い出して懐かしいやら。ラストスパートに向けてキリキリと引き絞られているのがひしひしと伝わる巻。いよいよこの作品そのものが決着を迎えようとしている。ここからどれだけ爆発力を見せるか見守りたい。早く続きを!
読了日:12月9日 著者:諫山創
ハイキュー!! 2 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 2 (ジャンプコミックス)感想
1巻であったスポーツ漫画だから苦手意識はすでに消え、素直に漫画としてすごぶる面白い。コンビ誕生劇から一気にチームの結束に持っていくドラマ展開に加えて、試合展開の痛快さ。人物の出し入れや彫り込み、変化や成長の描き方が滑らか、かつしなやか。著者の手腕がしたたか。
読了日:12月8日 著者:古舘春一
ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)感想
単純にスポーツものがそもそも苦手ジャンルなのでなかなか乗れなかったが、反目していたしていた二人が組んで試合を始めてからの展開に一気に飲まれた。歯車が噛み合いかけたか?ってところで引きになったので次巻が気になる。バレーボールのことを排球というのもはじめて知った。
読了日:12月8日 著者:古舘春一
囀る鳥は羽ばたかない 1 (H&C Comics  ihr HertZシリーズ 129)囀る鳥は羽ばたかない 1 (H&C Comics ihr HertZシリーズ 129)感想
いろんな意味で濃厚な内容で、読むのに時間が掛かった。と、いうより濃密な時間を過ごしてしまったということか。構成が素晴らしく人物描写、人間関係が堅牢な建築物の土台が組み上げられるがごとし。キャラクターの立ちようも良く、やはり中心人物になる矢代の屈折した造形が素晴らしい。ヤクザ社会という装飾もたいへんよろしく、そこはかとなく漂う暴力がスパイスとして効いている。まだお話としては土台固めの段階と思うので、ここからのドラマ展開がどう乗っかていくのか大いに期待したい。
読了日:12月8日 著者:ヨネダコウ
どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)感想
トラウマや人生の重みに怯えつつも互いに向き合う心理描写はなかなかに絶妙。終盤の揺さぶりようがたいへん上手い。ときおり入る淡々とした情景描写にも情感があって良い。
読了日:12月6日 著者:ヨネダコウ
村上海賊の娘 下巻村上海賊の娘 下巻感想
上巻の陸戦も濃かったが、下巻は怒涛の海戦描写が圧巻。もはやしつこさすら気持ちの良いぐらい。上巻後半で活躍少なかったヒロインが暴れまくりでスッキリ。それ以上に敵方も暴れに暴れまくりで、荒々しい山車祭りに放り込まれたがごとき臨場感。人物のアクションとリアクションがそのまんま推進力になっている点では実に映画的な小説。上下巻併せて考えるとストーリーはいたってシンプル。ひたすら活劇やユーモアの描写が分厚い。こんなのが今、猛烈に読みたかったので抜群に楽しかった。気持ち的なタイミングが合ってないと胃もたれしたかもだが。
読了日:12月4日 著者:和田竜
酒天童子酒天童子感想
独特の枯れたようで温かみのある文章が摩訶不思議な世界を生みだしており、たいへん読み心地良い。短編集のようで、まとまりのある長編としても楽しめる。古典に触れる楽しみと、現代的な時代伝奇小説を読む楽しみが両方あってお得感あり。内容だけではなくイラストや装丁の雰囲気も素敵で、書籍としての仕上がりが上々ですね。
読了日:12月4日 著者:竹下文子
薄桜鬼 壱 (ビーズログ文庫)薄桜鬼 壱 (ビーズログ文庫)感想
元のゲームや、アニメの方はまったく知らず読んでみたがまずはけっこう面白い。キャラの掘り下げが弱いし、各エピソードが軽いとは思うけれどもノベライズという枠を考えるならば適切な加減にも思える。伝奇的趣向の盛り方がちょっと楽しい。このへんが後々膨らんでいくんでしょうか?
読了日:12月4日 著者:矢島さら

読書メーター

11月の観たDVD まとめ

11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:648分

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第8巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第8巻 [DVD]
岬ちゃんの猫コスプレに上げられて、山崎の説教に叩き落とされる。
鑑賞日:11月30日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第7巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第7巻 [DVD]
雨降って地固まる?か。
鑑賞日:11月30日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第6巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第6巻 [DVD]
勘違いが重なって自殺オフに入り込んでいく流れが笑える。
鑑賞日:11月29日 監督:山本裕介
ガールズ&パンツァー 劇場版ガールズ&パンツァー 劇場版
TVシリーズは傑作と思っているし、期待しまくって鑑賞したら予想の数段上を行く強烈な面白さ。ファン向け映画としてもサービス満点、音響効果の素晴らしさにまず度肝を抜かれる。全キャラ、全戦車見せ場の塊。全編怒涛の戦車戦に加え、アクションのアイデアと飛躍にはもうここまでやるか!としか思えない。一回観ただけじゃ濃すぎて消化できねえぞ、これ。何度も劇場で見返したくなる。これほどの仕上がりだったとは!嬉しい悲鳴が出てしまう。見終わったあと、どっと疲れたわ。
鑑賞日:11月29日 監督:水島努
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第5巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第5巻 [DVD]
だんだん哀切になってきた。人に接するって難しい。
鑑賞日:11月28日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第4巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第4巻 [DVD]
岬ちゃんにはどんどんドキドキさせられるけど、ときどき心を抉られる。
鑑賞日:11月28日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第3巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第3巻 [DVD]
岬ちゃんとのカウンセリングパートは癒やされるような神経を逆なでされるような入り混じった不思議な感覚が流れる。
鑑賞日:11月28日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第2巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第2巻 [DVD]
秋葉原をうろつくあたりの雰囲気が独特。大したことしてないのになんか楽しい。しかし岬ちゃんの出番が少ないなー。
鑑賞日:11月26日 監督:山本裕介
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第1巻 [DVD]N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第1巻 [DVD]
原作小説と漫画は読んだけどアニメも良い感じ。特にポップな演出と音楽がいい。
鑑賞日:11月25日 監督:山本裕介
たそがれ清兵衛 [DVD]たそがれ清兵衛 [DVD]
4回めぐらいの鑑賞だが今回異常に涙腺にきた。
鑑賞日:11月25日 監督:山田洋次

鑑賞メーター