4月の読んだ本 まとめ

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2371ページ
ナイス数:3113ナイス

モテるマンガ  2巻 (ヤングキング・コミックス)モテるマンガ 2巻 (ヤングキング・コミックス)感想
なんか良い事言ってるっぽいがぜんぜん頭に入ってこねえっ!前巻より下ネタ度アップ。それによってギャグのキレまでアップ。笑ってもたので変なテンションに突入。今回は完全にギャグ漫画として読んでしまった。まあこういうのって深刻に考えるよりは、笑い飛ばせる余裕を持ったほうがプラスだと思うので結果オーライ。それで実際にモテるかどうかは、わからんけどね。
読了日:4月30日 著者:ゆうきゆう・原作,ソウ・作画
モテるマンガ 1 (ヤングキングコミックス)モテるマンガ 1 (ヤングキングコミックス)感想
ゆうきゆう×ソウ作品恒例の自虐的なボケとツッコミ連打。その上に極論を勢いのある大ゴマで言い切る島本和彦漫画メソッドが加わって、まず単純にギャグ漫画として面白い。んでモテ指南漫画としてもなんか説得力ある事言ってるようだし、ほんとにモテそうな気がしてきたんでそれで良いんじゃーない?こういうプラス思考に持っていく感じが、いかにも精神科医原案ですね。
読了日:4月30日 著者:ゆうきゆう
虎に似たり―あっぱれ毬谷慎十郎〈1〉 (時代小説文庫)虎に似たり―あっぱれ毬谷慎十郎〈1〉 (時代小説文庫)感想
主人公が一本気で直情型、それでいて滅法強いとなると、読者としては行動を追っていくだけで楽しい。簡潔な文章も乗りやすく脇キャラが立っているし、テンポ良くあれやこれやと出来事は起こるし、慎十郎がその度活躍するのでまったく退屈しない。前半の天真爛漫さに比べると、後半のはっきりした敵との対決ドラマは急きすぎな印象。主人公が世の中の苦味を知って成長するパートでもあるので、もうちょっと紙幅が欲しかった。でも文庫一冊でこれだけ盛り込んでくれたら十分なサービス。痛快だし、さらなる味が出そうなのでシリーズを継続して読もう。
読了日:4月28日 著者:坂岡真
ちょびっツ 1 (ヤングマガジンコミックス)ちょびっツ 1 (ヤングマガジンコミックス)感想
これ凄いな。15年ぐらい前の作品ということで、パソコンやネットに関する描写は時代性を感じる。設定もちょっと甘い気がした。で、作品そのものも陳腐といっていいぐらいのパーツで組んでいる。なのにこの垢抜けよう。細部には古さを感じても、作品そのものが古くなってないんだよなー。まだ導入で終わったけれど、きっちりつかまれたので続けて読んでいこう。
読了日:4月14日 著者:CLAMP
恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)感想
なんてことない話だし、大したことは起こらない。が、作品に漂う清浄な空気感が良い。人間関係が行き違う展開なのに距離感も良い。面白いというより、心地良いですね。
読了日:4月14日 著者:眉月じゅん
コージジ苑 第一版 (トクマコミックス)コージジ苑 第一版 (トクマコミックス)感想
コージ苑のリニューアル現代版かなと思ったら、時事風俗政治をネタにした4コマ漫画といった内容。相原コージの漫画が下品なのは昔からだけど、現実にあったことや人物をほとんど下ネタでおちょくるだけというのも幼稚すぎね?で、センスの方は古いし無表情で読み終わった。
読了日:4月14日 著者:相原コージ
ハレンチゴルファー十べえ (GSコミックス)ハレンチゴルファー十べえ (GSコミックス)感想
ゴルフよくわからんけど、永井豪作品のヒロインクロスオーバーや小ネタが楽しいのでそっちメインで読んでしまった。ダイナミックプロのオールドファン向けといったところでしょうか。
読了日:4月14日 著者:永井豪
クロエの流儀 (ニチブンコミックス)クロエの流儀 (ニチブンコミックス)感想
あちらこちらでこの漫画の画像がネタにされてるのを見て読んだら、ほんとに説教してるだけの漫画だなあ。んでいろいろ反感も無くはないけど批判的意見も先にこれまたあちらこちらで読んでしまったので、これはこういうものだという妙な割り切りができてしまった。つか説教が新聞の社説や読者欄みたいで親父くさいし、それを見た目外人の女子高生に言わせるギャップ狙いなんでしょうな。でもそれが面白味になってなくてクロエがただ単に感じ悪いです。説教されるマナー違反の人以上に。
読了日:4月13日 著者:今井大輔
闇の守り人 (新潮文庫)闇の守り人 (新潮文庫)感想
著者が「ファンタジーの皮をかぶったハードボイルド大河物語だ」といった趣旨のコメント出していたが、この巻は特にハードボイルドな味わいがあった。恩人の汚名を晴らすため捨てた故郷に舞い戻る一匹狼ってお話からハードボイルドっぽい。しかもそれが異世界が舞台で女性主人公で成り立っているのが面白いし、めちゃカッコイイ!またファンタジーとしても前作と土地柄が変わると、また違う風習や価値観がしっかり描かれ世界観の厚みを感じる。2冊目でこれだから全巻読み切ったらどれだけ壮大になるのか?続けてシリーズを読んでいこう。
読了日:4月10日 著者:上橋菜穂子
進撃の巨人(19) (講談社コミックス)進撃の巨人(19) (講談社コミックス)感想
久々の、そして怒涛の巨人バトル巻!絶叫、戦略、驚嘆、慟哭、逆転、唖然と瞬間風速が上がりまくる。暴風雨が吹き荒れるがごとき一冊ではあったが恐るべきことにまだ風は止まっていない。ライド感が強烈。
読了日:4月9日 著者:諫山創
三銃士(新装版) (講談社青い鳥文庫)三銃士(新装版) (講談社青い鳥文庫)感想
NHKで放映のドラマ「マスケティアーズ」を見た機会に。児童向けリライト版なので展開が慌ただしいのは仕方がない。その代わりもの凄いテンポで次々事件は起こるし、読みやすいので一気に読めた。児童書なりにミレディの執念深い悪女っぷりもよく描けていて恐ろしい。後半は主役4人を完全に食ってしまいましたな。面白かったので前に読んでるけど、大人向けの完訳版でも読み直したい気になった。最初の三銃士パートだけじゃなくて、ダルタニャン物語全編を読みきってしまいたいが長いのでタイミングを見てにしよう。余談ですがドラマも良かった。
読了日:4月5日 著者:藤本ひとみ,K2商会

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