11月の読んだ本 まとめ

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:6966ページ
ナイス数:5685ナイス

ヴィラネス -真伝・寛永御前試合-(2) (ヤンマガKCスペシャル)ヴィラネス -真伝・寛永御前試合-(2) (ヤンマガKCスペシャル)感想
もの凄い緊迫感がぞわっと走って、そのまま一気に読んでしまった。面白いけど一冊がやたら短く感じてしまう。続き読みたい。
読了日:11月28日 著者:雨依新空
ヴィラネス -真伝・寛永御前試合-(1) (ヤンマガKCスペシャル)ヴィラネス -真伝・寛永御前試合-(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
原作小説は読んでいないのではっきりとはわからないが、キャラの行動には夢枕獏テイスト満載。時代劇向きな和風な絵柄、バイオレンス、程よい萌えがあってまずは楽しめた。次巻いってみよう。
読了日:11月28日 著者:雨依新空
NHKにようこそ! (1) (角川コミックス・エース)NHKにようこそ! (1) (角川コミックス・エース)感想
アニメ版を観た機会に再読。
読了日:11月28日 著者:滝本竜彦,大岩ケンヂ
マーメイド・ラヴァーズ(1) (アース・スターコミックス)マーメイド・ラヴァーズ(1) (アース・スターコミックス)感想
女子高生が剣戟銃撃打撃と要素的には申し分ないがそれぞれのアクションシーンにもうちょっとわかりやすさと重みが欲しいところか。が、このスピーディーでクールな味わいは悪くない。
読了日:11月26日 著者:深見真,吉岡榊
魔法少女特殊戦あすか(1) (ビッグガンガンコミックス)魔法少女特殊戦あすか(1) (ビッグガンガンコミックス)感想
まずは好調でこれからの展開に期待できる第1巻。荒々しいタッチの絵柄とバイオレンスきつめの展開がなかなかマッチしている。今のところマジカル成分多めでミリタリー色が出てきたとこで続く、になったので続刊待ち。
読了日:11月26日 著者:深見真,刻夜セイゴ,田村尚也
村上海賊の娘 上巻村上海賊の娘 上巻感想
発売日直後に買ってたのに置いてたらえらい時間がたってもた。前半のヒロイン景姫のモテ期騒動から後半の怒涛の合戦描写まで、上巻の時点で濃い。抜群のユーモアと骨太の活劇描写がたまりませんなあ。特に関西弁が連打されると可笑しい。ただし展開上、後半ヒロインがまったく活躍しないので大いに不満。このあたり下巻での巻き返しに大期待。
読了日:11月24日 著者:和田竜
このライトノベルがすごい! 2016このライトノベルがすごい! 2016感想
恒例だけどまあランキングにざっと目を通した感じ。もうちょっとコラム的なページがあって良い気がする。とにかくランクがどうであろうと自分の読みたいのを買って読んでいくだけのことさ。エイルン・ラストコードの著者インタビューは作品を読んだばかりなので面白かった。
読了日:11月24日 著者:
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)感想
あまりに陰惨で絶望的な冒頭からつかまれて、ヒーロー登場の流れに上がる。アニメの世界からキャラクターがやってくる、というアイデアをネタ的に扱うのでなくがっちりシリアスに描く姿勢に好感。よくある題材設定満載でも書き手に愛と気合いがあれば、ここまで王道になってしまうものか。ところどころ粗さも感じないではないが熱気が上回る。終盤の熱い展開もあってまずは上々の開幕編。本文中に劇画を挿入する工夫など版元や編集の「ライトノベルでロボットものを成立させてやる!」といった気概も素晴らしい。
読了日:11月24日 著者:東龍乃助
年下彼氏の恋愛管理癖 2 (バンブーコミックス Qpaコレクション)年下彼氏の恋愛管理癖 2 (バンブーコミックス Qpaコレクション)感想
予想通り群像劇的になってきた。内容的にも要素が膨らんでくて興味深い。
読了日:11月23日 著者:桜日梯子
年下彼氏の恋愛管理癖 (バンブーコミックス Qpaコレクション)年下彼氏の恋愛管理癖 (バンブーコミックス Qpaコレクション)感想
後半の短編の方が良かった気がせんでもないけど、どうやらエピソード的に繋がっているようなので2巻の本編での膨らみに期待。
読了日:11月23日 著者:桜日梯子
セブンデイズFRIDAY→SUNDAY (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 28)セブンデイズFRIDAY→SUNDAY (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 28)感想
弓道の場面がわずかながらも印象に残る。前巻との対比としてとても良い。綺麗にまとまって読みやすかった。もう少しコンパクトにまとまってる方が好みだったかもしんないけど。
読了日:11月21日 著者:橘紅緒
セブンデイズ―MONDAY→THURSDAY (ミリオンコミックス 42 CRAFT SERIES 22)セブンデイズ―MONDAY→THURSDAY (ミリオンコミックス 42 CRAFT SERIES 22)感想
面白いが前後関係や人間関係がわかりにくい。と、思ってたら2巻を先に読んでいた。そりゃそうなるわ。ということでこちらの方から読み直し。順番を間違えたので経緯を確認するような読み方になってしまった。
読了日:11月21日 著者:橘紅緒
青春×機関銃 (1) (Gファンタジーコミックス)青春×機関銃 (1) (Gファンタジーコミックス)感想
アニメは初回だけ見ていたので内容に入りやすかった。テンポ的にも私には漫画の方がちょうどいいかも。まだ展開がアンバランスではあるが後々調整が取れてくるんじゃないかと。
読了日:11月21日 著者:NAOE
テンカウント(4) (ディアプラス・コミックス)テンカウント(4) (ディアプラス・コミックス)感想
エロティシズムで高めたあとの心理描写が素晴らしく、心に突き刺さる。孤独感の描写が繊細で共感した上での、エレベーターの場面が秀逸。
読了日:11月21日 著者:宝井理人
テンカウント (3) (ディアプラス・コミックス)テンカウント (3) (ディアプラス・コミックス)感想
いろいろ思うとこあれど、どえらいとこで次巻に引きになったので4巻いきます。
読了日:11月21日 著者:宝井理人
テンカウント (2) (ディアプラス・コミックス)テンカウント (2) (ディアプラス・コミックス)感想
1巻は穏やかだったので、2巻もゆっくり発展するのかと予想していだけに急展開にドギマギ。雨の中の告白から心理的に揺さぶって、後の肉体的揺さぶりも凄い。
読了日:11月20日 著者:宝井理人
テンカウント (1) (ディアプラス・コミックス)テンカウント (1) (ディアプラス・コミックス)感想
私はまったく潔癖症ではないけれども、異様な息苦しさが伝わってくる。ああこういう人にとって世界はこうなんだ、と。そうなるとやはり主人公とカウンセラーの黒瀬との関係性に心が揺らぎ始める。絵に透明感があるだけに目に見えない汚れに怯える城谷の心情がダイレクトに感じた。
読了日:11月20日 著者:宝井理人
私がモテてどうすんだ(6) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(6) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
今回、展開がものすごかったなー。一気に追い込みと畳み掛けに入るか!?と思いきや、うっちゃりように爆笑してもた。そのあとのカップリング対決が異様な熱さ。絵にも異様な気迫あったしキャラクターだけじゃなくて、作者もマジで描いてるよな。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
私がモテてどうすんだ(5) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(5) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
なんとなくライトノベル的になってきたなー。ハーレムものって男女が逆になってもやってることはかなり近いわけだし。主人公が恋愛に無自覚すぎるのがまたラノベっぽい。んで私が男性キャラに萌えるようになってきてもたわ。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
私がモテてどうすんだ(4) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(4) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
かなりコテコテの少女漫画的展開が多い巻ではあったが肝心なところのキメがオタク腐女子ネタを叩きこんでくるのが笑える。ヒロインのリアクションにも共感できると増えてきて、なにかに萌えるつーのは男女共通の何かがあるんかね?とか思ったり。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
私がモテてどうすんだ(3) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(3) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
取り巻きの男子は結局、容姿でチヤホヤしてるだけじゃ?って疑問がこの漫画にはあったのだがこの巻では誠実な答えが出されて大いに納得。これで今後わだかまりなく読んでいけそうだ。そのへんもあってより素直に楽しめた。ダイエットのくだりも面白い。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
私がモテてどうすんだ(2) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(2) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
前巻よりは普通の少女漫画に寄った感じ。取り巻き男子のキャラクターにはちょっと思うところあれど、無意識に主人公がイニシアティブをとって振り回してしまうのが可笑しい。ブレませんな、このヒロイン。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
私がモテてどうすんだ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)私がモテてどうすんだ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
タイトルから谷川ニコ私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」の便乗本と偏見を持っておりました。読むとちゃんとオリジナリティーのある漫画で決め付けは良くなかったです。すいませんでした。いきなりヒロインの容姿が可愛くなって手のひら返したように、チヤホヤする男子どもはどうなんだ!?とは思うものの主人公はオタク、腐女子でありつづけるのが微笑ましいしちょい痛快。ハーレム状態になってもイケメンで妄想することしか考えてない。またそこからくるズレに可笑しみがある。出だしなのでこの状況からどの方向にお話を持ってくのか。
読了日:11月12日 著者:ぢゅん子
町奉行内与力奮闘記一 立身の陰 (幻冬舎時代小説文庫)町奉行内与力奮闘記一 立身の陰 (幻冬舎時代小説文庫)感想
お話は上田作品の定番展開ながらも、町奉行所や内与力の世界や事情は良く書けていて興味深く面白い。この巻はセットアップが完了した時点で終了で、まだ主人公は世間知らずゆえに戸惑うのみ。次巻以降で忠義と正義の板挟みを越えてヒーローとしての成長が描かれることに期待。剣戟場面もたくさん出るようになるとなお良し。
読了日:11月11日 著者:上田秀人
遊郭医光蘭 闇捌き (2) (角川文庫)遊郭医光蘭 闇捌き (2) (角川文庫)感想
あいかわらず読みやすく、平易なのにちゃんと痛快。ルーティンをこなしつつも、主人公や作品そのものの掘り下げをやってて次巻に興味を惹かれる。というかここから本題に入っていきそうなので続刊お願いしますね。
読了日:11月10日 著者:土橋章宏
ザ・サード【完全版】1 (ミューノベル)ザ・サード【完全版】1 (ミューノベル)感想
一昔前のライトノベルの復刊ではあるが私はこの完全版で初読み。二冊合本といった内容。最初の話は設定が濃すぎてたいへんだったけども、二つ目からは飲み込めて読みやすくなった。昔のライトノベルだからなのか、この作品が特にそうなのかわからないがハードな作風で萌えや媚びがない。士郎正宗のイラストがさらに重厚感を醸しだす。古さもまったく感じないし、アクションシーンの書き込みもなかなか切れるものあり。確かに巻数を重ねると面白くなりそうなシリーズだ。
読了日:11月9日 著者:星野亮
Fate/stay night (Heaven's Feel) (1) (カドカワコミックス・エース)Fate/stay night (Heaven's Feel) (1) (カドカワコミックス・エース)感想
お話は知ってるし、特にこの序盤はゲーム、アニメ、他の漫画と内容が大幅に被るのにこれだけ読ませるのは上質なコミカライズといえるかと。ほんの出だしなので見せ場はまだないけど続きに期待したい。
読了日:11月8日 著者:タスクオーナ
ぽっちゃりズム (バンブーコミックス COLORFUL SELECT)ぽっちゃりズム (バンブーコミックス COLORFUL SELECT)感想
本当にぽっちゃりしかないが、それでいい。
読了日:11月8日 著者:東野みかん
らーめん才遊記 11 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 11 (ビッグコミックス)感想
最終的には見事なラーメン論としてまとまった。ラストシーンの「節度」がなかなかに素敵。前作ラーメン発見伝と併せて考えると、芹沢という男を彫り込むお話でもあったな。私もかなりのラーメン通になれた。読んでなれた気がしてるだけなのはわかってるけど、そういう気持ち的な満腹感がありました。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎,河合単
らーめん才遊記 10 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 10 (ビッグコミックス)感想
いろいろ撒いてきた要素が収斂してきてクライマックス突入。いざ最終巻へ。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎,河合単
らーめん才遊記 9 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 9 (ビッグコミックス)感想
やっぱ芹沢にスポットが当たると切れる台詞がバシバシ飛び出すし、一気に深みが出るわ。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎
らーめん才遊記 8 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 8 (ビッグコミックス)感想
あいかわらず面白いがちょっとエピソードに深みがない。次巻以降に期待。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎
らーめん才遊記 7 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 7 (ビッグコミックス)感想
いよいよヒロインの成長が描かれだしたし、試練がバンバンぶつかってくる。ここからさらに面白くなりそう。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎
らーめん才遊記 6 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 6 (ビッグコミックス)感想
前作ラーメン発見伝では申し訳程度だった恋愛要素が、こっちでは上手く生きてるなあ。芹沢がカミソリのような切れ味を見せる場面が久々にあったし、選手権など盛り上げにきている。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎
らーめん才遊記 5 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 5 (ビッグコミックス)感想
どんどんラーメンそのものより店舗経営の話が出てきて興味深い。
読了日:11月7日 著者:久部緑郎,河合単
らーめん才遊記 4 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 4 (ビッグコミックス)感想
こういう理論より直感でひらめいて行動する女の子が主役だと、展開にもワクワクするよね。読んでて商売って面白いもんだ、って思うし。自分ではやらんけど。
読了日:11月6日 著者:久部緑郎,河合単
らーめん才遊記 3 ラーメン完食街 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 3 ラーメン完食街 (ビッグコミックス)感想
ラーメンの味だけじゃなくて店舗経営そのものの話が多く、なるほどなるほどと心で何度も思ってしまう。
読了日:11月6日 著者:久部緑郎,河合単
らーめん才遊記 2 奥様は食いしん坊 (ビッグコミックス)らーめん才遊記 2 奥様は食いしん坊 (ビッグコミックス)感想
ラーメン発見伝の求道的な厳しさは好きだけど、漫画としてのメリハリは続編のこちらがいいなあ。素直に楽しめる。
読了日:11月6日 著者:久部緑郎,河合単
モンテ・クリスト 4 (ヤングジャンプコミックス)モンテ・クリスト 4 (ヤングジャンプコミックス)感想
完結巻なだけにちょっと展開が忙しなかったかな?やはり絵や演出には大いに読みどころある漫画で、特に抑制したゆえに溢れ出るエロティシズムが素晴らしい。この巻ではお話、テーマ的にもそういったことを扱っているのでなおさら。スチームパンク的幻想譚として最後まで楽しめた。しかし私がモチーフになったデュマ作のモンテ・クリスト伯を読んでいるから、アレンジの面白さを存分に味わえたのもあると思う。元ネタをまったく知らずに読んだらどうだったんだろうなあ。
読了日:11月6日 著者:熊谷カズヒロ
遊郭医光蘭 闇捌き (1) (角川文庫)遊郭医光蘭 闇捌き (1) (角川文庫)感想
ひたすら読み易く、それがそのまま面白さになっている。収録各5編短いもののお話がしっかりしており、診療譚、人情話、推理もの、必殺といったテイストが散りばめてあって楽しい。このフォーマットの繰り返しだけでも良いと思うが最後にちょっと展開を広げてきた。さてここからどう持っていくのか?そのへんは2巻にて。
読了日:11月6日 著者:土橋章宏

読書メーター