10月の観たDVD まとめ

10月の鑑賞メーター
観たビデオの数:6本
観た鑑賞時間:670分

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]マッドマックス 怒りのデス・ロード ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
うわーっ!これ評判の良さは聞いてたけど劇場で見るべきだった。とてつもなくシンプルだが厚みが凄い。画がカッコイイ!台詞が少ない!すべてが映像とリアクションで表現されていてこれこそ映画じゃないか!こんなアクション=思想みたいな映画観たのは久々。画面上、無謀過ぎて人の命が軽いのやら重いのやらなカーアクションも音響的にも自宅のモニターでは物足りない。すべては劇場に行かなかった私が悪い。
鑑賞日:10月28日 監督:ジョージ・ミラー
図書館戦争 THE LAST MISSION図書館戦争 THE LAST MISSION
前半の人間ドラマ部分は快調。途中からえんえんアクションシーンが続く。徒労感や数で押してくる良化隊の威圧感の表現などは冴えるものの、戦闘描写が単調で工夫がほしいところ。配役や恋愛描写は良いので戦闘シーンをもっと圧縮して後半もっとドラマパートを挿入しても良かったかも。ところどころの会話、各カップルの進展はもっと見たいものがあったし。一本の作品としてはまとまりはあるものの、さらに人間関係は動きそうな予感はあるので何らかの形で続きはやるんでしょうか?
鑑賞日:10月28日 監督:佐藤信介
図書館戦争 BOOK OF MEMORIES [DVD]図書館戦争 BOOK OF MEMORIES [DVD]
TVドラマ版でも画面に厚みがあって見応えあった。日常編とサブエピソードを上手く組み合わせてまとめた感じか。単体の恋愛ドラマとしてもよく出来ているし、この内容を放映したことにも意義があると思う。
鑑賞日:10月28日 監督:佐藤信介
龍三と七人の子分たち [DVD]龍三と七人の子分たち [DVD]
映画を観たと言うよりは話芸を楽しんだ、という印象。言葉会話の笑いが多いし、語り口の起承転結がしっかりしている。北野武監督がリラックスして作っているのはわかるし、独特の緩さは心地良い。でも本当に緩いだけになっている場面も多くて食い足りない。もうちょっと殺気走る瞬間があったり、元ヤクザの老人たちに強面で怖い部分が垣間見えるなど引き締まる場面が欲しかったなあ。楽しいことは楽しいけど、笑いにしても痛快さにしてももっと上を行けたような気がしちゃう。
鑑賞日:10月28日 監督:北野武
キングスマンキングスマン
今どき荒唐無稽を前面押し出したスパイアクションをあえて作ってしまう心意気がたまらない。細かいガジェットもツボ押さえまくり、クライマックスで秘密武器がここぞという時に仕掛花火のように炸裂する様など興奮する。ポップでキレる編集も素晴らしい。気になるのはスパイの非情の世界、陽性の音楽、狙った悪趣味な殺戮描写がそれぞれ打ち消し合う効果になってる部分もあり、各パーツは味があるものの全体としてちょっと散漫な印象。変に期待値を上げすぎたせいもあるが。美味しい部分の詰め込みすぎでスマートさが目減りしたかな。
鑑賞日:10月01日 監督:マシュー・ボーン

鑑賞メーター