12月の観たDVD まとめ

12月の鑑賞メーター
観たビデオの数：4本
観た鑑賞時間：413分

風の谷のナウシカ [DVD]
もう何回も見てるから何か新しい感想や発見は特に無いがまったく退屈瞬間がないのも凄いことだと思う。30年前の作品とは思えない。
鑑賞日：12月27日 監督：宮崎駿
おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディスクDVD1枚)
劇場含めて今回のTV放映で三回目の鑑賞。場面場面の演出の素晴らしさにはやはり目を瞠るのだが一本の映画としてみるとファンタジーとリアリズムのバランスが悪くて居心地があまり良くない。子育て、地域社会の暮らし、自立といったテーマを詰め込んでいるわりには彫り込みが浅く都合よく解決してしまうだけなので心に響かない。これで作品にユーモアがもっとあれば印象が違うのだが作り手にそういうセンスが無いのか良きことだけ語ろうとしてるのかとにかく綺麗事すぎる感じ。
鑑賞日：12月21日 監督：細田守
ランボー [DVD]
いろいろ鬱屈がたまっているので鬱憤晴らしのため久々に見たがアクションの裏にある苦渋や哀切さの方に心打たれてしまった。実はランボーの主観描写は少なくそれゆえラストの慟哭が生きてくるのだろう。こういった繊細さはこの一作目のみあるものでシリーズ4作の中でもアクション映画としても屹立した味わいがある。ジェリー・ゴールドスミスの音楽が実にエモーショナル。
鑑賞日：12月12日 監督：テッド・コッチェフ
私は二歳 [DVD]
たわいない話でテーマもよくあるものだがそれを普遍性を感じさせるところまで持っていっておりたいへん面白い。当時の世相を取り入れた部分が興味深いし今も昔も変わらぬ育児の大変さには大いに共感。といっても人の親になったことはないが。
鑑賞日：12月02日 監督：市川崑

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