11月の読んだ本 まとめ

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1281ページ
ナイス数:395ナイス

人生 第6章 (ガガガ文庫)人生 第6章 (ガガガ文庫)感想
アニメ化が決まって内容も勢いに乗ったー!というわけでもなくいつもどおりのゆるさでこれでよし。季節の移り変わりもあってかなんとなく登場人物と学園生活過ごしてるような気分も出てきた。しかしこれアニメにするのかなり難しいんじゃね?会話主体だしギャグも文字表現ならではのが多いし。そのへんのハードルをクリアして良いアニメになることを楽しみにしています。
読了日:11月23日 著者:川岸殴魚
歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)歩兵型戦闘車両OO(ダブルオー)感想
話はゲッターロボっぽいが作品のトーンは初期ウルトラシリーズを思わせる。やたらと世知辛い設定と文章がなんともいえないユーモアを醸しだしておりたいへん楽しい。描写されるダブルオーの外見や乗組員三人も決してカッコよくないのだが地味に熱いドラマに突入してカッコよく思えてくる。負け犬たちの復活劇としてもロマンがあった。これはぜひ映像化してほしいですねえ。いまどきのCGではなく昔ながらのミニチュア特撮で。
読了日:11月18日 著者:坂本康宏
聲の形(1) (少年マガジンコミックス)聲の形(1) (少年マガジンコミックス)感想
マルドゥック・スクランブルを見事にコミカライズした大今良時のオリジナル作品ということで早速読む。読み切り版が完成度高かったので連載版でどうなるかが気になっていたが本筋は同じながらかなり膨らましてきた感じ。この膨らみがいかに炸裂するかは次巻以降持ち越しか。ドロドロしたドラマ展開にはなりそうだが汚い物を見せるだけではなくその向こうにある崇高なものを描ける作家さんだと思うので大いに期待したい。
読了日:11月17日 著者:大今良時
雨宮鬱子の証券会社で働いたらひどい目にあった (Next comics)雨宮鬱子の証券会社で働いたらひどい目にあった (Next comics)感想
絵はお世辞にも上手いとは言えないがそのぶん生々しさもあり興味深い。惜しいのは大まかな証券会社の仕組みや業務内容に関しての説明が序盤にないのでまったく業界の知識がない私としてはわかりにくかった。ところどころ入る解説もあまり噛み砕けておらず理解しにくい。散発的にエピソードが並んでいて時制がはっきりしないのも感情移入を妨げる。しかし著者が過去の自分と懸命に向き合い精一杯描いている姿勢は好感が持てるし読んで良かったと思う一冊。私自身パワハラ鬱病になったので人事とは思えず著者の今後の活躍に期待してます。
読了日:11月14日 著者:雨宮鬱子
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
映画視聴済。漫画版の方も絶好調の開幕。序盤の狂気を感じるファンシーさを見事にアニメから漫画に持っていっている。特に絵柄の使い分けの巧みさには感心した。前のスピンオフコミックが素晴らしかったがこれはさらに上を行きそうな予感。もし今後まどか☆マギカが続けてアニメ化されるならばハノカゲ氏にコミカライズしてほしいし独自の派生作品もぜひ読みたい。
読了日:11月14日 著者:原作:MagicaQuartet,漫画:ハノカゲ

読書メーター

あいかわらず書物に集中できない。