10月の読んだ本 まとめ

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1469ページ
ナイス数:227ナイス

アニメ「GJ部」ファンブック GJ部活動記録集 (GAGAGA)アニメ「GJ部」ファンブック GJ部活動記録集 (GAGAGA)感想
このアニメ最初つまらないと思って見初めてかといって面白くなっていったわけでもないんだけど、だんだん独特の空気に引きずりこまれた不思議な作品でしたなあ。この手のファンブックは大判のものが多いけれども文庫サイズというのは作品に合っていていいんじゃないでしょうか。内容も充実していることだし。画像はなんだか昔のアルバムをめくっている気分。なんだかんだでこのアニメは良い想い出のように心に残ってたんだなあ。続編が決まったようだし原作は一冊しか読んでないのでお楽しみはこれからのようです。
読了日:10月22日 著者:GJ部保護者会
侵略! イカ娘(15) (少年チャンピオン・コミックス)侵略! イカ娘(15) (少年チャンピオン・コミックス)感想
ほんと安心と安定のちゃんと面白い漫画になりましたなあ。イカ娘だけでなくサブキャラも地道に育ててきたのでいるだけでなんか可笑しみがある。新キャラの婦警さんも可愛いし生きてるし。
読了日:10月9日 著者:安部真弘
ダイナミックフィギュア〈下〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)ダイナミックフィギュア〈下〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)感想
ロボットSFということでこれまでのロボットアニメ等を連想する瞬間もあるが過去のどの作品にも似ておらずオリジナリティー溢れる作品だった。巨大ロボをメインに描いたというよりはまぎれもなく本格SFであろう。中身が濃すぎる上、独特の癖のある小説なので読むきるのにえらい時間が掛かった。このへんもうちょっとエンターテイメント性を重視してリーダビリティを上げてほしいと思う反面、そうしてしまうと尖りを削ってしまうし独自性も落とすことになる気もする。バランス次第ででさらに上に行けた作品だと思うんだけどな。それでも大力作。
読了日:10月7日 著者:三島浩司
さいごの色街 飛田さいごの色街 飛田感想
思い切った体当たり的取材をしているのは感心するのだが12年かけたというわりに内容の厚みを感じないルポタージュ。ある程度土地柄や空気を知っているので驚きが少ないのもあると思うが本としてのまとめ方が雑だし文章が引き締まっていないので求心力がない。ところどころ取材した人物に対して著者の蔑視が垣間見えるのはどうかと思う。男性の場合だと露骨に見下しているのは不快ですらある。
読了日:10月4日 著者:井上理津子
ドラゴンズ・ウィル 完全版 (単行本)ドラゴンズ・ウィル 完全版 (単行本)感想
本編の方は文庫版を持っていたのでそちらで読んだ。短いなれど短編は後日談としてよく出来てるしラストの開かれた感じが良いので併せて読まれるべきでしょう。そういう意味で確かに完全版といえる一冊。
読了日:10月2日 著者:榊一郎
ドラゴンズ・ウィル (富士見ファンタジア文庫)ドラゴンズ・ウィル (富士見ファンタジア文庫)感想
シンプルな話ではあるが練り込みが凄まじくこの設定だけでさらに複数のストーリーが作れそう。ボリュームがもっとあって物語がうねれば感慨にふくらみもあったかも。15年前の作品のわりに古さを感じない。
読了日:10月2日 著者:榊一郎

読書メーター

とにかく集中力が落ちっぱなしでろくに読書できない。たいへんつらいです。