9月の読んだ本 まとめ

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数：10冊
読んだページ数：1734ページ
ナイス数：842ナイス

鉄甲巨兵SOME‐LINE(サムライン)〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)の感想
20年以上前の作品だが意外と古びていず楽しい。ロボットアニメ、特撮の定番をおちょくりながら定番をきちっとやってくれるし小ネタは懐かしギャグと化してちゃんと笑える。コメディの部分も面白いしこれは勢いとノリで書いているようで芯がしっかりしているからだと思う。著者の愛と照れが伝わってくるのも好感触。個人的に漫画版ゲッターロボが好きなので明らかにオマージュにしているところは嬉しかった。
読了日：9月30日 著者：吉岡平
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 公式ファンブック (喪) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
本の半分以上を占める喪語録が漫画を読んでいたらわかることなので買って失敗したかと思ったが後半のアニメスタッフやキャスト、著者インタビューはわりと充実していて良かった。登場人物が少ないし設定やストーリーが特に複雑でもないこの漫画でファンブック作るのも難しかったんじゃないかな。
読了日：9月25日 著者：谷川ニコ
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (5) (ガンガンコミックスONLINE)の感想
もこっちが孤独から脱出しようと現実的な努力を始めたのはキャラの成長を感じるがそのぶんインパクトのあるエピソードがないので印象が薄い巻。いつまでも一人で空回りばかり描いているわけにはいかんだろうし展開的には過渡期なんだろうがネタ切れで養分が足りていない感じがした。作品としては次巻ぐらいが勝負な気がする。
読了日：9月23日 著者：谷川ニコ
モンテ・クリスト 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想
描き込みの細かさ、スチームパンク的世界観、丸っちいキャラクターなどどちらかと言えば可愛らしい絵柄なのに重厚感が凄い。短編連作といった感じで話は進んでいくが各話趣向があって面白い。ただどうしてもデュマの原作を読んでいるので物語の太さが感じられない。いやむしろあえて外枠を語ろうとしているのかも？そのへんは続巻で見えてくるかと。今のところアニメの巌窟王とはまた違うビジュアル的アレンジが興味深い。
読了日：9月21日 著者：熊谷カズヒロ
ダイナミックフィギュア〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)の感想
独特な癖のある文章や構成、ネーミングはかなり面食らうが慣れて設定を飲み込んだらむしろ読みやすい。さて広げた風呂敷が下巻でどう展開するか？
読了日：9月11日 著者：三島浩司
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! アンソロジー (ガンガンコミックスONLINE)の感想
まずまず楽しめたがやはり谷川ニコの本家の漫画の方が面白い。
読了日：9月9日 著者：
ガンヘッド (ニュータイプ100%コミックス)の感想
実写映画を見ておそらく20年以上経って読むコミカライズ。設定は作りこんであるよなあとかガジェットが詰め込んであるなあ、とは思うのだがそれが面白さにつながってなくてやたらわかりにくい。あとに残る印象まで映画と同じ。ごく単純に詰め込みすぎなこの内容で一本の映画を作ったり140ページ弱の漫画に納めたりすんのは無謀やったんちゃう？志はわかるのだけど。
読了日：9月8日 著者：麻宮騎亜
惡の華(9) (少年マガジンコミックス)の感想
高校編は平和の中に潜む不安さがたまらんなあ。中学編とは違う痛みがある。この平穏が炸裂するのかじわじわと爛れていくのかどっちなんだろう？
読了日：9月8日 著者：押見修造
HELLSING 2 (ヤングキングコミックス)の感想
2巻にしてエンジンがかかってまいりました。暴力やスプラッターてんこ盛りで最高。話も動いてきた。
読了日：9月7日 著者：平野耕太
HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)の感想
ドリフターズの続きが読みたいが次巻がなかなか出ないのでこちらに手を出す。ヴァンパイア活劇という趣向が好みだし、絵の濃さにインパクトありで大いに期待。
読了日：9月7日 著者：平野耕太

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