7月の読んだ本 まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:9607ページ
ナイス数:34ナイス

ジウ―警視庁特殊犯捜査係 (C・NOVELS)ジウ―警視庁特殊犯捜査係 (C・NOVELS)
警察小説が読みたかったのとTVドラマの第一回を見たのをきっかけで積読本を読む。サイコスリラーや組織ドラマ、きつめのグロやバイオレンスありで趣向を盛り込んであるので一気に読めたがケレン味で持っていかれた気がしないでもない。続刊がどう風呂敷を広げ、畳むかあたりで作品の本領が見えてくるように思う。とりあえずこの巻は二人の女警察官の対比はよく描かれていた。ドラマはこのアクの強さをどこまで映像化できるのか?
読了日:07月30日 著者:誉田 哲也
おれたちの街おれたちの街
これでシリーズ単行本はすべて読了。新キャラも登場したことだし安定した面白さなので次が読みたいがまた新作は出るんかねえ。短編連作もいいけどレギュラーメンバー主役の長編を読んでみたいですなー。
読了日:07月29日 著者:逢坂 剛
恩はあだで返せ恩はあだで返せ
シリーズ3冊目。主役三人の掛け合いはそのままに。毎度起こる事件は珍妙に。といった感じで良い意味でのマンネリズムがあり飽きませんな。更に続編を読もう。
読了日:07月28日 著者:逢坂 剛
ブラック・ラグーン 1 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 1 (サンデーGXコミックス)
再読。メイド姿のロベルタさんの銃撃戦カッコイイ。
読了日:07月28日 著者:広江 礼威
配達される女配達される女
新キャラ、女刑事五本松登場。なかなかに強烈な個性で時に暴力で強引に事件を解決してしまう凄まじさでシリーズに新鮮な要素が加わった。前作は梢田と斉木の漫才的な会話が楽しかったが、この本ではトリオになった三人のコンビネーションはまだこれからという感じで次の短編集ぐらいでノってくるんじゃないかな。
読了日:07月27日 著者:逢坂 剛
東京レイヴンズ (3) (角川コミックス・エース 309-3)東京レイヴンズ (3) (角川コミックス・エース 309-3)
原作小説も面白いがコミカライズの方もなかなか快調。本編のシリアス展開が盛り上がるし、短編のコミカルな演出がかなり上手く予想以上に楽しく読めた。
読了日:07月26日 著者:鈴見 敦
しのびよる月しのびよる月
軽快でユーモアたっぷりの連作警察小説。話数を重ねるごとに主役コンビの会話がぐんぐん可笑しさを増し、つい吹き出しそうになる。毎回起こる事件もなかなかに奇妙でドタバタしているうちに変なところに着地するのが面白い。気に入りのシリーズになったので続編を読んでいこう。
読了日:07月26日 著者:逢坂 剛
東京レイヴンズ5  days in nest II & GIRL AGAIN (富士見ファンタジア文庫)東京レイヴンズ5 days in nest II & GIRL AGAIN (富士見ファンタジア文庫)
いまのところ間奏曲というか大きな展開前の仕込みの段階と見た。人間関係が絡み始めたしキャラクターの心情が後々の激しいドラマやバトルで効いてくるのではなかろうか。その辺、著者には今後大いに盛り上げてくれることを期待している。単に前フリとしてだけでなくこの巻はラブコメとして楽しかった。
読了日:07月23日 著者:あざの 耕平
勝負鷹 強奪二千両 (光文社時代小説文庫)勝負鷹 強奪二千両 (光文社時代小説文庫)
コンパクトでサクッと読めて仕掛けや趣向が凝らしてありオリジナリティーがあるという理想的な文庫書下ろし時代小説。ウェットな作品が多い中、このクールでドライな味わいは貴重。時代劇版悪党パーカーとして巻数を重ね成長してほしいシリーズ。著者はベテラン作家の別名義だそうで確かに達者な筆致。できれば本来のペンネームで書かれた作品も読んでみたいところである。
読了日:07月22日 著者:片倉 出雲
日常 (6) (角川コミックス・エース 181-7)日常 (6) (角川コミックス・エース 181-7)
最後の方のみおちゃん暴走が凄かった。
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
日常 (5) (角川コミックス・エース)日常 (5) (角川コミックス・エース)
なんかこの巻から異常にテンポ良くなった気が。
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
日常 (4) (角川コミックス・エース 181-4)日常 (4) (角川コミックス・エース 181-4)
カラスと校長のヅラネタ笑いまくり。
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)
無駄にアクションシーンに気合い入ってるなー。
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)
さあロックンロールのはじまりだ
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)
アニメから入ったけどノリはほとんど変えてなかったのね。なのが最初の方から学校に行ってたりエピソードの出る順番が違って面白い。
読了日:07月20日 著者:あらゐ けいいち
僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)僕は友達が少ない 2 (MF文庫J)
一巻読んでだいぶ経って二巻。気持ちのいいぐらいストーリーがないがキャラの掛け合いで充分楽しい。
読了日:07月19日 著者:平坂 読
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)
思いきり孤独な高校時代を回想した。しかし嫌な感覚ではない。独特の捩曲がった捻くれっぷりは気持ちがいい。次巻は間もなく出るが話はどう展開するのか?
読了日:07月19日 著者:渡 航
僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
人物が浅い、展開がスローかと思えば終盤駆け足になったり構成に難あるなど問題点は多々ある。しかし突飛な設定の中にも芯には真摯なテーマがあり打たれるものがあった。ギャグや小ネタも楽しめ、哀切な場面もある。かなり粗削りではあるがサービス精神もありワクワクできる内容。続きがありそうなラストでできれば読んでみたい。
読了日:07月18日 著者:かじいたかし
シブミ (1980年) (Hayakawa novels)シブミ (1980年) (Hayakawa novels)
冒険アクション小説という宣伝文句に反してそれらしい場面がほとんど無く、起伏のない物語。しかしそれでつまらない本なのかというと思索に富み哲学的で知的興奮溢れる面白さで小説を読む喜びがふんだんにある。映画的エンターテイメントだったウィンズロウのサトリとは対称的な作品だった。派手な娯楽性がなくとも味わい深い読み物になっており、まさに作品自体がシブミを成している。傑作。
読了日:07月17日 著者:トレヴェニアン
さよなら絶望先生(26) (少年マガジンコミックス)さよなら絶望先生(26) (少年マガジンコミックス)
震災ネタがいまだリアルタイムに読めてしまう現実が恐ろしい。
読了日:07月17日 著者:久米田 康治
月光条例 14 (少年サンデーコミックス)月光条例 14 (少年サンデーコミックス)
マッチ売りの少女編に決着。ストーリーはいまだ混迷を極めどこに向かうかわからないが久々に藤田漫画で登場人物とともに泣き、慟哭した。今はただそれだけでいい。
読了日:07月17日 著者:藤田 和日郎
ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1)ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1)
あれやこれやと設定やらキャラやら詰め込んでなおかつアクションシーンもみっちり書き込んであり、中身の濃い一冊。よくここまでまとめたもんだ。粗さや臭さも感じるが、一巻目が軽く主要キャラのお披露目だけで終わってしまうライトノベルが多い中、この姿勢は大いに買い。ラストバトルの熱さもあって満足できる内容。出来れはシリーズとして続編が読みたい。なかなかの力作。
読了日:07月15日 著者:神崎 紫電
サトリ(下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)サトリ(下) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
元ネタのシブミは未読なのでどこまで著者のオリジナルかはかりかねる作品ではあるがすごぶる読ませるスパイ活劇。下巻に入ってから冗長な部分があり少しテンションは下がったが派手な見せ場が豊富で、ラストシーンが決まって見事に挽回。近々シブミの方も読んでみる。
読了日:07月14日 著者:ドン・ウィンズロウ
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
文章はむしろ素っ気無いぐらいだがフットワークが抜群に軽く、思い切った章立てもありぐいぐい読める。後半の暗殺実行のくだりはサスペンスフルで素晴らしい。続けて下巻へ。
読了日:07月13日 著者:ドン・ウィンズロウ
OFFICIAL FANBOOK 涼宮ハルヒの観測 (角川スニーカー文庫 168-51)OFFICIAL FANBOOK 涼宮ハルヒの観測 (角川スニーカー文庫 168-51)
小説版を最新作まで読んだのでおさらいにちょうど良い本。驚愕以降の新作はいつになるやら。アニメの方も近いうちに全編見て新たな展開に備えるといたしましょう。
読了日:07月11日 著者:
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
一気にシリーズを読んできてついに最新巻。前の分裂までは楽しく読んできたもののここにきて語り口が無駄に冗長で間延びして覇気がないのが気になった。ユーモアにもキレがなく滑り気味。後編の半ばから息を吹き返しちゃんと驚愕の展開になり最終的には面白く読めたがシリーズの中ではふやけ気味な印象は否めない。
読了日:07月11日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
新キャラ多数登場、敵対勢力との対立、タイトル通り分裂したストーリーなど大仕掛けな内容。次の驚愕はもう買ってあるのですぐ読めるがあの引きで何年も待たされた人はずーっとモヤモヤしてたんだろうなあ。
読了日:07月10日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
長門が書いた小説がなかなか意味深でシュールだったり長門が初めて冗談を言ったり長門萌えとしては読みどころあれどちょっとパワーダウンの感じる巻。後の展開で波乱のありそうな伏線が張ってあるようだし大きな山場の前の間奏曲と見るべきか。
読了日:07月10日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)
ハルヒシリーズとしては本が厚かったが冒頭のつかみから引き込まれ、一気に読んだ。タイムスリップもののSFとして大変面白くレギュラーのキャラの変化もまた興味深い。ここにきて更に話が膨らみそうでまだまだこのシリーズから目が話せない。
読了日:07月09日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)
映像映えしそうな話が多かったのでアニメ化されたものを見るのがまた楽しみだ。一気に6冊まで読んできたが一旦休憩するか次の陰謀よむべきか、どうしょう?
読了日:07月09日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
季節的にもエンドレスエイトが印象に残った。射手座の日スペースオペラ的味わいも良い。バラエティーに富んだ短編集。
読了日:07月09日 著者:谷川 流
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
なるほど世評が高いのも頷ける面白さ。軽く読めるのに本格SFの醍醐味がある。
読了日:07月09日 著者:谷川 流
極楽町一丁目界隈 (シリーズ極楽町一丁目 (3))極楽町一丁目界隈 (シリーズ極楽町一丁目 (3))
全編どうしょうもなくえげつないし下品で汚らしい話もあるがこうも徹底して品性を捨てた姿勢が貫かれていると爽快ですらある。漂うわびさびがほんの少し灰汁の強さを中和してる感じか。シリーズ中最もナンセンス度の強いギャグ作品集。
読了日:07月07日 著者:二階堂 正宏
新・極楽町一丁目 嫁しゅうと残酷篇 新版新・極楽町一丁目 嫁しゅうと残酷篇 新版
最初はちと単調かと思ったがえげつなさのエスカレートぷりが凄まじい。ネタがブラックすぎるので余計に笑いが込み上げてくる。
読了日:07月07日 著者:二階堂 正宏
こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』こんなにヘンだぞ!『空想科学読本』
ま、言いたいこともわからんでもないんだけどねー。著者の態度があまりにヒステリックで引いてしまう。
読了日:07月06日 著者:山本 弘
問題児たちが異世界から来るそうですよ?  あら、魔王襲来のお知らせ? (角川スニーカー文庫)問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ? (角川スニーカー文庫)
前作は一気読みできたがこの2作目は粗さが悪目立ちし、前半は正直かなり読みにくかった。にしても作品の持つ勢いは健在でラストスパートは読ませる。この勢いを保持したまま、語り口や描写がレベルアップしていくことを期待。
読了日:07月05日 著者:竜ノ湖 太郎
Kiss×sis(8) (KCデラックス)Kiss×sis(8) (KCデラックス)
いつもよりエロは抑え気味なのに旅行という状況からシチュエーション作りがべらぼうに上手くバリエーションがあり余計にエロい。
読了日:07月04日 著者:ぢたま 某
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
バラエティーに富み、なおかつ中身の濃い短編集。最後の孤島症候群推理小説としてもがっちりとした話で堪能させていただきました。
読了日:07月01日 著者:谷川 流
トンデモ本?違う、SFだ!RETURNSトンデモ本?違う、SFだ!RETURNS
続編になると著者の語りがヒステリックになっている。そこが嫌になるかと思いきやいい加減なSFを一刀両断にしてる様が痛快だったり、自分語りの部分はSFファンだった過去を思い出して共感したり。著者の大人げない性格が以前から苦手だったがこの本を読んでからだんだん好きになってきた。
読了日:07月01日 著者:山本 弘
トンデモ本?違う、SFだ!トンデモ本?違う、SFだ!
再読。
読了日:07月01日 著者:山本 弘

読書メーター

暑い日々が続きますが気持ち的には本が読みたい、という気持ちが強くなって
おりまして読書量も比較的上がってきております。
この調子で読書の夏を過ごしていきたいものですな。