5月の読んだ本 まとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2671ページ

心臓狩り _(1)移植された悪夢 (角川ホラー文庫)心臓狩り _(1)移植された悪夢 (角川ホラー文庫)
消えた作家だと思っていた梅原克文の新作。内容は今のところバイオホラーだが後にアクション小説にシフトしていくのではないかと思っている。作品としては軽めの文体でサクサク読めるがところどころ妙にセンスがダサい。
読了日:05月29日 著者:梅原 克文
ストライク・ザ・ブラッド〈1〉聖者の右腕 (電撃文庫)ストライク・ザ・ブラッド〈1〉聖者の右腕 (電撃文庫)
どこかで読んだことのあるような設定テンコ盛りだが、調理の仕方が巧みなのでストーリーを追うごとにオリジナリティを放ちはじめる。いろいろと仕掛けてあるようだし定番の話をちゃんとこなせる作家だと思うので今後の展開に期待したい。
読了日:05月29日 著者:三雲 岳斗
東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest ? (富士見ファンタジア文庫)東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest ? (富士見ファンタジア文庫)
本編はサブキャラが再登場したまででまだ序盤という感じか。後半の短編がなかなかコミカルで最後の話はイラストにも味があり笑ってしまった。全体的に間奏曲というべき内容の巻だが充実して楽しかった。着実に面白くなっているシリーズなので今から次巻が待ち通しい。
読了日:05月27日 著者:あざの 耕平
RIGHTLIGHT 12 (ガガガ文庫)RIGHTLIGHT 12 (ガガガ文庫)
実に見事なフィナーレ。あくまでも第一部の終焉でシリーズはまだ続くようだがとにかくラストシーンは決まるは終盤のある場面では涙が出そうになった。これは一巻からリアルタイムで読んできたのも強かったからだと思う。最初は特に思い入れのない作品だったが良シリーズに成長した感がある。新たな開幕を静かに待ちたい。
読了日:05月23日 著者:ツカサ
RIGHT×LIGHT 11 (ガガガ文庫)RIGHT×LIGHT 11 (ガガガ文庫)
12巻フィナーレの前に未読の前巻読み。
読了日:05月23日 著者:ツカサ
エイリアン虚空城 (朝日ノベルズ)エイリアン虚空城 (朝日ノベルズ)
何年ぶりかのシリーズ最新作。ネタの仕込みが濃く、勢いとノリが健在で安心して読めた。このレベルを維持した上でコンスタントに続刊が出てくれれば嬉しいのだが。
読了日:05月19日 著者:菊地秀行
女だてら 麻布わけあり酒場 (幻冬舎時代小説文庫)女だてら 麻布わけあり酒場 (幻冬舎時代小説文庫)
久々の風野作品。安心と安定の読みやすさ。まだ本格的に話は動いていないものの主役三人のキャラの立ちぷり、漂うユーモアはここにも健在でシリーズの今後を期待させられる。第一巻としてまずはなかなかの好スタートと言えよう。
読了日:05月12日 著者:風野真知雄
ステルス艦カニンガム出撃 (文春文庫)ステルス艦カニンガム出撃 (文春文庫)
久々に読む軍事スリラー。見せ場が程よく配置されロマンス小説的な味付けが無骨な雰囲気を和らげていて口当たりよく、楽しく読めた。
読了日:05月04日 著者:ジェイムズ・H. コッブ
湖岸の盲点~小此木鶯太郎の事件簿~ 解答編(完) (ガンガンコミックスONLINE)湖岸の盲点~小此木鶯太郎の事件簿~ 解答編(完) (ガンガンコミックスONLINE)
問題編含めての感想。原作のノベルゲーム自体がゲームならではの演出を駆使して魅力あるものだったが丁寧に漫画ならではの表現をしていて作画家の工夫が感じられる。もっとも漫画で表現しにくい二転三転するロジックがしつこくなく、また不足なく描けているのがポイント高い。人物の表情や心理がきっちりサスペンスを生みだしていて確実に良質のコミカライズとして仕上がっている。
読了日:05月02日 著者:小野堂 天乃介
湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜 問題編 (ガンガンコミックスONLINE)湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜 問題編 (ガンガンコミックスONLINE)
解答編を買ったので復習をかねて再読。
読了日:05月02日 著者:小野堂 天乃介

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