MM9-MONSTER MAGNITUDE-

このドラマは、M(モンスター)の出現という非日常的な設定を置きながらも、物語の主軸は“日常”(人間ドラマ)に置いて展開していきます。
だからMという存在も、この世界に台風もあれば、地震もあるように、当たり前のように存在している感覚で捉えているのです。

メンバー達も怪獣の専門家ではあるが、傑出した使命感をもって仕事を行うわけでもない。最大の敵は日常の中にこそあったりする。
「イマイチ満たされない毎日」「ムカつく上司」「淡い恋心」など、そこに描かれるのは、誰もが共感できる等身大の人間ドラマなのです。

Mという非日常的なものを日常の枠組みの中に落とし込んだ「MM9」は、これまでの「MONSTER」と名がつく作品が持つ既成概念を覆す、
一味も二味も違う新しいドラマなのです。

設定が面白そうなので先週第1話を見て今夜2話を見た。たぶんユーモアを
出そうとしてわざとぬる〜い空気を演出しているんだろうけど、いまのところ
覇気がなくてダラダラしているようにしか見えず、ただぬるい。
掴みとしてはかなりつらい。漂うウルトラシリーズの匂いは好きだし
まだ序盤なのでもう少し様子を見るか。
あんまり期待してないけどな。
盛り上がらんかったらさっさと切って原作本を読もう。

MM9 (創元SF文庫 )

MM9 (創元SF文庫 )