8月の読んだ本 まとめ

8月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:8377ページ
ナイス数:49ナイス

フルメタル・パニック!  マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)
コメディ短編はドタバタ楽しくやってるのにものかなしさを感じるのは本編のフィナーレを先に読んでしまっているせいか。最後のテッサの後日談もしんみりするし、実質この短編集で賀東氏によるフルメタは終わったんだなーとしみじみ思う。まあ別作家によるアナザーが良い感じで世界観を引き継いだことだし、賀東先生には新たな構想の新シリーズや別レーベルのコップクラフトの続刊に期待にいたしましょう。
読了日:08月30日 著者:賀東 招二
ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)
大全集バージョン初読。てんとう虫コミックに未収録の回が多くお得感あり。初期からギャグのキレが素晴らしく時代的なものは感じるもののほとんどの作品が古びていないのに驚く。この頃は秘密道具よりドラえもんのキャラクターで読ませる。後の保護者的立ち位置と違ってかなりおっちょこちょい。のび太もそんなに駄目キャラでもない。
読了日:08月27日 著者:藤子・F・不二雄
のうりん (GA文庫)のうりん (GA文庫)
笑わせ方がしらじらしすぎてネタは豊富なれどあんまり笑えず。フォントでギャグを強調するのもしつこすぎると萎える。後半真面目な農業の考察が出てきてからギャップが面白くなってはきたんだが。どうやら自分はギャグ作品はもっとロー・テンションのものが好みらしい。
読了日:08月27日 著者:白鳥 士郎
フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)
快調なスタートダッシュ。新人の別作家による外伝ということで不安要素が多々あったが違和感なく、面白く読めた。戦闘場面の描写も良い。とりあえずは一安心。
読了日:08月23日 著者:大黒 尚人
竹光侍 2 (小学館文庫)竹光侍 2 (小学館文庫)
2巻になってもユーモアは健在ながら徐々にダークなトーンが出てきた。主人公の出生や過去に迫るエピソードありでこのあたり、次巻でどう展開し広がっていくかが次巻の見所になりそうだ。
読了日:08月22日 著者:永福 一成
恋のキューピッドはハンドガンをぶっ放す。 (ガガガ文庫)恋のキューピッドはハンドガンをぶっ放す。 (ガガガ文庫)
あとがきで著者が書いているように設定はフルメタの性別逆転版ぽい。設定は似ていてもオリジナリティはちゃんとあり、読後感も爽やか。ただ全体的なボリューム不足が残念。前半のラブコメパートの充実にくらべ後半のアクションが駆け足なのももったいないし、主人公の成長も軽い。もう少しページ数を増やして描き込んでほしかった。濃い娯楽作品になりそうなネタをあっさり料理した感じ。
読了日:08月19日 著者:神崎 紫電
散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
重いテーマのドキュメントを軽くスマートに読ませる構成と文章が良い。また栗林中将の暖かみのある人物像が大変興味深く、合理的な価値観の持ち主ながらも家族に宛てた手紙からはユーモアが感じられ面白い。尊敬すべき軍人であり、よき家庭人であったのですなー。
読了日:08月18日 著者:梯 久美子
村上かるた うさぎおいしーフランス人村上かるた うさぎおいしーフランス人
暑いときにちょうどいいぐらいの脱力感。駄洒落が多かったな。
読了日:08月18日 著者:村上 春樹
小説版 魔法少女まどか☆マギカ 初回限定版小説版 魔法少女まどか☆マギカ 初回限定版
一人称の語りに関しては心理描写の繊細さがありアニメ版になかった補完的なエピソードもありプラスな部分もあれば、ストーリーや場面の緊迫感を削いでいたり一部まどろっこしくなったマイナスがある。終盤の盛り上げ方はアニメ版に迫るものがあり、効果的に挿入されるイラストがビジュアル面をうまく補強している。イメージを壊さずなかなかに安定した仕上がりの良ノベライズだったと思う。ただアニメ場面を想起しつつ読んでしまうので単体の小説としてどこまで昇化できているのかははかりかねる。アニメ未見で読んだ人の感想が聞きたいところだ。
読了日:08月18日 著者:一肇
常住戦陣!! ムシブギョー 2 (少年サンデーコミックス)常住戦陣!! ムシブギョー 2 (少年サンデーコミックス)
前巻で主人公の登場編。2巻で他キャラの掘り下げと順調な流れ。おおむね基本設定が終わった以降に作品の本当のポテンシャルが見えてきそうだ。世界観やドラマが深まっいく展開がぜひ読みたい。
読了日:08月18日 著者:福田 宏
常住戦陣!! ムシブギョー 1 (少年サンデーコミックス)常住戦陣!! ムシブギョー 1 (少年サンデーコミックス)
開幕編としては少年漫画らしい直線的勢いがあり上々。この手の時代もので巨大蜘蛛が出てくるとなぜか嬉しい。
読了日:08月18日 著者:福田 宏
PLUTO 8 (ビッグコミックス)PLUTO 8 (ビッグコミックス)
まとまってることはまとまってるんだがなー。あまりに感傷的な描写が多すぎでかえって気持ちが入らないというか。
読了日:08月15日 著者:浦沢 直樹
PLUTO 7 (ビッグコミックス)PLUTO 7 (ビッグコミックス)
いよいよアトム復活?最終巻も読んでしまうか。
読了日:08月15日 著者:浦沢 直樹
PLUTO 6 (ビッグコミックス)PLUTO 6 (ビッグコミックス)
前巻読んでかなり時間が経っていても話にすっと入れた。場面場面は印象的なんだけど展開が無駄に思わせぶりなのはどうにかならんか?この作品に限らず浦沢漫画全般にそうだが。
読了日:08月15日 著者:浦沢 直樹
竹光侍 (小学館文庫)竹光侍 (小学館文庫)
漫画原作の小説化ということらしいが主人公の造形等ユーモラスで読ませる。ほのぼのした雰囲気を掻き乱すように仇役が登場して続く引きなかなかに憎い。二巻目にいってみよう。
読了日:08月15日 著者:永福 一成
進撃の巨人(5) (講談社コミックス)進撃の巨人(5) (講談社コミックス)
出オチ的にだんだんと面白さの下がっていくタイプの漫画と見ていたらまだまだ作品の底は深いようで、新たな展開が興味深く続きが気になる。全編を覆う絶望感と見え隠れする希望には惹かれるものがある。巨人のキモさ恐怖感も改めて感じさせられた。絵のイビツさはこの作品の場合、プラスになっている部分が大きいが人物の描き分けはもっと改良していただきたい。今後ドラマチックに盛り上がることを期待しているだけに。
読了日:08月14日 著者:諫山 創
真月譚月姫 10 (電撃コミックス)真月譚月姫 10 (電撃コミックス)
物語が丁寧に折り畳まれていく様が美しく最終的には幸福感溢れるハッピーエンドを迎えた。原作ゲーム未プレイなので比較はできないがコミカライズとは思えない堂々たる出来の素晴らしい内容だった。作者の原作愛もひしひしと伝わるのでいつかゲーム版をプレイしたい。今は漫画としての醍醐味ある作品を一気読みできたことが幸福で嬉しく思う。
読了日:08月12日 著者:佐々木少年
真月譚月姫 9 (電撃コミックス)真月譚月姫 9 (電撃コミックス)
圧倒的画力演出のクライマックス。次の最終巻でどう着地するか?
読了日:08月11日 著者:佐々木 少年
真月譚月姫 8 (電撃コミックス)真月譚月姫 8 (電撃コミックス)
盛り上がってまいりました!
読了日:08月11日 著者:佐々木少年
真月譚月姫 (7) (電撃コミックス)真月譚月姫 (7) (電撃コミックス)
どんどん純なラブストーリー化してきたがそれがいい。
読了日:08月11日 著者:佐々木少年,TYPE-MOON/ 「真月譚月姫」製作委員会 原作
真月譚月姫 6 (電撃コミックス)真月譚月姫 6 (電撃コミックス)
ここまでが再読。中盤のアクションシーンが凄く、盛り上がってきたのになぜ中断したのか自分でもわからない。続けて七巻へ。
読了日:08月11日 著者:佐々木少年
真月譚月姫 5 (電撃コミックス)真月譚月姫 5 (電撃コミックス)
再読。デートといいハンバーガー頬張る場面といいアルクェイドが可愛くてたまらない。
読了日:08月11日 著者:佐々木少年
真月譚月姫 4 (電撃コミックス)真月譚月姫 4 (電撃コミックス)
再読。キャラクターを丁寧に立ててきたのでストーリーが錯綜してきてもちゃんと盛り上がる。
読了日:08月11日 著者:佐々木少年
真月譚月姫 3 (電撃コミックス)真月譚月姫 3 (電撃コミックス)
再読。間奏曲的な内容の巻。日常描写がなかなかによろしくアルクェイドがどんどん愛らしくなる。
読了日:08月11日 著者:佐々木少年
ジウ〈3〉新世界秩序 (C・NOVELS)ジウ〈3〉新世界秩序 (C・NOVELS)
警察小説の枠を超えて完全にポリティカルフィクション化。それは一向にかまわない。問題はこの巻までの展開で巨大な陰謀のバックボーンや人物の描き込みが足りていないため絵空事めいてしまい物語にまったく入り込めない。ただ広げるために風呂敷を広げた、という姿勢もどうかと。話のスケールが大きくなったぶんだけ粗さが悪目立ちする。三部作通してみるとゴテゴテ厚化粧しすぎの悪趣味な作品という印象で食傷してしまった。作者にエログロのどキツさやケレンに頼らず描写するところは丁寧に描写する気概があれば骨太の小説になったのでは?
読了日:08月10日 著者:誉田 哲也
ジウ〈2〉警視庁特殊急襲部隊 (C・NOVELS)ジウ〈2〉警視庁特殊急襲部隊 (C・NOVELS)
前作で薄々感じていた懸念が二作目を読んではっきりしてきた。端的に言うと、あざとい。エログロ描写があるのはまあ、いいとしてどきつさ物々しさで煽るわりには話も人物も薄く、深いテーマを語っているかのようで実は浅い。一作目のセットアップは良かったが変な方向に風呂敷が広がってしまった。筆力のない作家ではないとは思うが表面のケバケバしさで釣ろうという姿勢は下品で不快感すら感じる。次の最終巻でどう転ぶかわからないが今のところあまり感心できない。
読了日:08月07日 著者:誉田 哲也
真月譚月姫 2 (電撃コミックス)真月譚月姫 2 (電撃コミックス)
再読。ノベルゲーム的演出を自家薬籠中のものにし、漫画として読ませるものに仕上げている。特にクライマックスの見せ場は最高に盛り上がる。
読了日:08月05日 著者:佐々木少年
ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
バカネタを熱く真剣に描いている姿勢と暴走する語り口が見事にマッチしている。勢いで読ませるタイプの作品とは思うが書き手はちゃんと抑制をしているのでバランスよく仕上がっている。ただ思ったよりアクション場面が少なめで更なる活劇は続刊に期待というところか。香港あたりで映画化されれば面白そうだ。秋から放送のTVアニメも見てみたい。
読了日:08月05日 著者:アサウラ
真月譚月姫 1 (電撃コミックス)真月譚月姫 1 (電撃コミックス)
再読。やはり画力演出ともに素晴らしい。
読了日:08月05日 著者:佐々木少年,TYPE-MOON
怪談人間時計 (QJマンガ選書)怪談人間時計 (QJマンガ選書)
なんというカオス。絵や話は明らかに稚拙だと思うが著者のセンスがずば抜けて異様。特に構図の取り方が凄い。シュールレアリズムの極みのような内容でまさに悪夢。この不安定さをどこまで狙って描いているのか全く理解不能。これほど安心して見られるコマのない漫画を読んだのも初めてのことで、画面の迫力で引き付けられるという意味では漫画の根源的な生々しいパワーのある作品だと思う。
読了日:08月04日 著者:徳南 晴一郎
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)
お話そのものはたいへんセコい内容だが語り口に味があって読ませる。今回のエピソードを踏まえた上でストーリーのベクトルが次の巻でどういった方向に作者が持っていくつもりなのか気になる。3巻待ち。
読了日:08月02日 著者:渡 航
ブラック・ラグーン 4 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 4 (サンデーGXコミックス)
日本編は土地柄のせいかウェットな味わいが出ていて実録もののヤクザ映画を思わせるアクション場面がまた良い感じだ。
読了日:08月01日 著者:広江 礼威
ブラック・ラグーン 3 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 3 (サンデーGXコミックス)
ここまで以前読んでたと思うので未読の次巻が楽しみ。
読了日:08月01日 著者:広江 礼威
ブラック・ラグーン 2 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 2 (サンデーGXコミックス)
再読。といっても半分以上内容忘れてたから新鮮な気持ちで読めた。双子の話はインパクトあるので覚えていたな。
読了日:08月01日 著者:広江 礼威

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