2月の読んだ本 まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3189ページ
ナイス数:568ナイス

Kiss×sis(9) (KCデラックス)Kiss×sis(9) (KCデラックス)
ありゃ?この巻すでに読んでいたみたい。二度買いしてしまったー。
読了日:02月29日 著者:ぢたま 某
まおゆう魔王勇者 4この手でできることまおゆう魔王勇者 4この手でできること
サブキャラが一気に動き群像劇としての醍醐味が開花。その意味では四巻目にして面白さは落ちていないが戯曲形式だと読む勢いがあがらないもどかしさがつらい。なんにせよ最終巻で物語がどう閉じていくのか興味は尽きない。
読了日:02月23日 著者:橙乃 ままれ
さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス)さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス)
まどかマギカネタが微妙に多かったし印象に残った。新房監督つながりもあんのかねー?
読了日:02月21日 著者:久米田 康治
SMUGGLER (アフタヌーンKC)SMUGGLER (アフタヌーンKC)
全編に漂うまがまがしく殺伐たるムードは迫真の暴力描写も相まって寒気がする。目を逸らしたい世界が描かれながらも終盤登場人物が成長したり決死の行動をする様は心を打ち感銘を残す。かなり作品としては粗削りではあるが芯には上質なノワールの味わいがあり惹かれる。
読了日:02月20日 著者:真鍋 昌平
21世紀SF1000 (ハヤカワ文庫JA)21世紀SF1000 (ハヤカワ文庫JA)
前半は本の雑誌を購読していたのでリアルタイムに読んでいた。読書が滞るときはブックガイドを読むに限るなあ。短文でネタバレを回避しつつ作品の魅力を伝えてくるのはさすが。それが十年分だし。
読了日:02月17日 著者:大森 望
アトムちゃんアトムちゃん
ものすごいやっつけで描いた感じ漂いまくりだが受け入れられる愛嬌がある作品かな。
読了日:02月11日 著者:西島 大介
まおゆう魔王勇者3 聖鍵(せいけん)遠征軍まおゆう魔王勇者3 聖鍵(せいけん)遠征軍
前巻から大分間が空いて読んだが漫画版で復習したのもあってか、すっと話に乗れた。情報量も凄まじいがその上で物語が面白くこの巻は特にうねりを見せる。また改めて個々の人物に魅力があるのを再認識。一方で戯曲形式の限界も少し感じ一部原形質のままで想像力で補うのが大変。時折挿入される水玉氏の小ネタイラストはつまらない上、キャラのイメージと合ってなくて興冷め。
読了日:02月10日 著者:橙乃 ままれ
戸隠秘宝の砦 第一部 吉原惣籬 (小学館文庫)戸隠秘宝の砦 第一部 吉原惣籬 (小学館文庫)
伝奇時代小説、しかも宝探しものとくれば好物。文庫でこのジャンルが出版されるのは嬉しい。しかし作風の上品さがマイナスに働いてどうにも盛り上がらない。見せ場は配置してあるが剣戟描写があっさりしすぎだし入り乱れる争奪戦にしてもそれぞれの目的や人物の書き込みが薄いのでサスペンスが浅く危機一髪感がない。できうればなにか目を引くアクの強さが欲しいところ。文章は潤いあるので人情ものや捕物帖向きな感じだ。このジャンルは過去の名作を読んでいるのでハードルが上がってしまうのもあるが開幕編としては掴みが弱くちと残念。
読了日:02月06日 著者:千野 隆司
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2) (角川コミックス・エース 264-5)まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2) (角川コミックス・エース 264-5)
二巻目にして学習漫画的展開から脱し、キャラ達が立ち上がりはじめドラマの深みが出始めた。いよいよ壮大な群像劇に、と言いたいところだがそうなる前に以下次巻とあいなった。原作の情報量はかなり削られてはいるが画力が補って余りある。また部分的に漫画ならではの表現で原作越えしているのが頼もしい。十分にこの物語の芯はモノにしているのではないか。しかしこのペースではラストまで何巻必要か余計な心配もしてしまう。また他のバージョンの漫画版がどのようなアプローチをしているか気になるがとりあえず原作書籍版を読みきるのが先かな。
読了日:02月02日 著者:石田 あきら
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (1) (角川コミックスエース)まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (1) (角川コミックスエース)
書籍版は二巻まで既読。続きを読むためのおさらいとして漫画版を手にしたらなかなか良く出来ている。序盤なのでまだ学習マンガ風だがキャラの立て方が上手いし原作のコミカルな雰囲気もよく再現。続けて二巻へ。
読了日:02月02日 著者:石田 あきら
ジェノサイドジェノサイド
全盛期の田中光二作品を思わせる冒険SF。あの手この手の様々なジャンルの要素を詰め込んで雑多にせず、一本の骨太いサスペンスにまとめる手腕が見事でぐいぐい引っ張られる。特にラストスパートが素晴らしい。一方で背景にある歴史観イデオロギーに賛同できない部分が多々あり、白けてしまうのも事実。これでは作品のテーマを自らぶち壊しにしているのではないかな。大いに読ませるが感銘するには至らず。
読了日:02月01日 著者:高野 和明

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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