ガラスの仮面10年ぶりの文庫新刊

ガラスの仮面 第24巻 ふたりの阿古夜 1 (白泉社文庫 み 1-38)

ガラスの仮面 第24巻 ふたりの阿古夜 1 (白泉社文庫 み 1-38)

久々に読んでみれば携帯電話が重要なアイテムとして出てくるので
ものごっつい違和感。知らない間に作中時間が昭和から平成に
タイムスリップしたようでムズムズします。
桜小路くんがメールしてたり北島マヤが写メ撮ってるのが
なんともシュールな光景に見える。
しかしなんというかこれまでに作品にあったオーラみたいなのが
抜け落ちてきて、よく見たら変だった場面が普通に変なふうに
見えてきちゃいましたねー。姫川亜弓が、もはや妙なポーズ決めながら
踊ってる人にしか見えない。紅天女もだんだん新興宗教の説法みたいになって
面白い芝居に思えないし、このまま話が進んでいくのでしょうか。
これまでが怒涛の面白さだったので、もう未完で終わっても納得するんですが
続きがまた出たらまた買っちゃうんだろうな。