宮本昌孝 海王

海王〈上〉

海王〈上〉

海王〈下〉

海王〈下〉

剣豪将軍として名高き足利第十三代将軍・義輝が松永弾正の奸計により斃れてから十余年後―。ひとりの少年が、信長の戦勝に沸く堺の街に姿を現した。少年の名は、海王。かつて大武装船団を率いて東シナ海を席捲した倭寇の大頭目・五峰王直を祖父として育った少年は、自らが将軍義輝の遺児であり、剣に天賦の才を持つことを知らない。だが運命は海王を、かつて義輝を愛した人々、そして信長ら天下争奪を目指す男たちの元へと誘う。

読了。本格時代小説というより、これでもかと王道の
少年漫画的展開を一気に突っ走る波乱万丈の大活劇。
人物が躍動していてぐいぐい読める。
後半気力が落ちていた時期だったので
読み疲れしてしまい集中できず、もったいないことをした。
いずれ前作にあたる剣豪将軍義輝とあわせ再読したい。

剣豪将軍義輝

剣豪将軍義輝

剣豪将軍義輝はハードカバーの一巻本で出たときに読んだ。
現在上下巻の新装版が出ていますね。
剣豪将軍義輝〈上〉

剣豪将軍義輝〈上〉

剣豪将軍義輝〈下〉

剣豪将軍義輝〈下〉