12月の読んだ本 まとめ

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:74冊
読んだページ数:13940ページ
ナイス数:6580ナイス

ジャングル黒べえ (藤子・F・不二雄大全集)ジャングル黒べえ (藤子・F・不二雄大全集)感想
これ子供の頃再放送見てたなー。主題歌をはっきり覚えてるし読むと黒べえの声が肝付兼太で自動変換されるし。キャラクターの原案は宮崎駿らしいというのは最近知ったが宮崎キャラを藤子F先生が漫画化というのは凄いコラボかも。内容も藤子F作品の中で突出してはいないが十分面白い。おっとりしたキャラが多い中、黒べえのハイテンションさは異色だし魔法が便利どころかひたすら危なっかしい。各学年誌ごとに作風を使い分けてるのはさすがの芸で、新聞4コマまであってバリエーションが楽しい。いつかアニメの方も見る機会があればなあ。
読了日:12月31日 著者:藤子・F・不二雄
暴れ日光旅: 大江戸無双七人衆 (新潮文庫)暴れ日光旅: 大江戸無双七人衆 (新潮文庫)感想
ちゃんとネタはあれこれ仕込んであるのにどれも炸裂せず。食材は揃えたものの調理法が上手くない、といったところか。あくまでシリーズ第一弾と考えても七人衆のキャラに濃い味付けをしているわりには使いこなせていず、立っていない。ストーリー上のギミックまでが早くからバレバレとあっては楽しむ余地が少ない。そもそもこの題材で書くならもっと枚数がいるだろうけどこんなパサパサの作風で長く読まされてもしんどいしなあ。
読了日:12月31日 著者:早見俊
日常 (9) (カドカワコミックス・エース)日常 (9) (カドカワコミックス・エース)感想
どうでもいい小ネタを壮大かつ無意味に伏線回収したり、時系列が異様に凝ってたり変なところにやたら力入っているのがたまらなくシュール。
読了日:12月31日 著者:あらゐけいいち
ちょく! 4 (ガンガンコミックスONLINE)ちょく! 4 (ガンガンコミックスONLINE)感想
これほど漫画で鼻血を見せつけられたのは岡田あーみん以来だな。私は一風変わった女の子に振り回されるというシチュエーションは好きなのでかなり楽しめた。変態ギャグにまみれながらもラブ・ストーリーとして一本筋が通ってたのが良かった。最終的に落ち着くとこに落ち着いたし。でも人には薦めらんないなー、これは。
読了日:12月30日 著者:谷川ニコ
ちょく! 3 (ガンガンコミックスONLINE)ちょく! 3 (ガンガンコミックスONLINE)感想
なんだかんだで恋愛ドラマが進行しているのが凄い。
読了日:12月30日 著者:谷川ニコ
ちょく! 2 (ガンガンコミックスONLINE)ちょく! 2 (ガンガンコミックスONLINE)感想
この妙に引いてしまうギャグセンスが独特だなあ。
読了日:12月30日 著者:谷川ニコ
ちょく! 1 (ガンガンコミックスONLINE)ちょく! 1 (ガンガンコミックスONLINE)感想
わけがわからんがピュアさだけは伝わってくるヒロイン、狙い目のはっきりしないギャグセンスなど妙な魅力がある。漂う下品さはのちのわたモテにもつながっていくわけか。
読了日:12月30日 著者:谷川ニコ
終わりのセラフ 6 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 6 (ジャンプコミックス)感想
この巻まで読んできてはじめてこの漫画に心打たれる瞬間があった。ようやくというべきか、やっとなのか。客観的に考えて漫画としてつまらないとは思えないし私の琴線に触れる部分の少ない作品なのかなあ、と。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 5 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 5 (ジャンプコミックス)感想
地味な展開だがターニングポイントに差し掛かっていて重要な巻。主人公の人間的成長、パワーアップ、背後に広がる疑惑が見えてくるなど面白いことは面白いがこれまでの掘り込みの浅さも同時に感じる。主役が大人になったといってもこれまでのドラマの積み重ねが弱いし、ちょっと性格が落ち着いただけだしなあ。トントン拍子で簡単にパワーアップしちゃうのもどうかと。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 4 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 4 (ジャンプコミックス)感想
話に深みを求めるのは置いといてバトル漫画として読んでもところどころ間の抜けた演出があるのがちょい困る。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 3 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 3 (ジャンプコミックス)感想
テンプレートをがっちり描けてる点は評価できるけれども、テンプレートの上に乗っているものが少なすぎる。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 2 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 2 (ジャンプコミックス)感想
1巻で感じた雑多さはすでに無くなってすっきり整理された感じで調和している。展開が少年漫画の典型的に進んでいくのは一向に構わない。が、人物造形や台詞回しが薄すぎで読んでいて心がまったく動かないのは困りもの。物語を通して訴えんとしてることがあまりに底が浅くないか?これ。山本ヤマトの絵が重厚なだけによけい目立ってしまう。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス)終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス)感想
お話はありがちで特に目新しさは感じなかったが押さるべきポイントは押さえているのである程度の面白さはある。設定が重く残酷描写があるのに展開が軽かったり、少年漫画とライトノベルが入り交じっているごった煮感はちょっと目を引くものがある。これがミスマッチになってしまうのか相乗効果となってオリジナリティーになるのかはあとの展開を見るしかない。山本ヤマトの黒が多い重めの絵柄が独特の雰囲気を出している。
読了日:12月27日 著者:山本ヤマト
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)感想
2巻に入ってから物語が走りだして面白い。一冊のコミックとは思えない内容の濃さ。なので続きは今後読んでいくつもりではあるが、今現在私のメンタル的にやたら重く受けとってしまう内容なので一旦置くべきかなと。
読了日:12月24日 著者:羽海野チカ
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)感想
独特の癖があって読みにくかったが後半慣れた。1巻はまだセットアップというところでまだなんとも言いがたい。ここからどう展開していくか次第。
読了日:12月24日 著者:羽海野チカ
遺臣 百万石の留守居役(四) (講談社文庫)遺臣 百万石の留守居役(四) (講談社文庫)感想
展開としては地味だが、このシリーズは地味さに味があるように思うので着実に積み重ねていただきたい。むしろ剣戟場面があったことに驚いた。
読了日:12月24日 著者:上田秀人
聲の形(7)<完> (講談社コミックス)聲の形(7)<完> (講談社コミックス)感想
あえて描かなかった部分と描ききれなかった部分が混在していて複雑な印象。場面場面はみずみずしく最終巻においても素晴らしいのだが、一部駆け足的舌足らずに思えるところもある。なにか最終ページにたどり着くまでに必要なパーツが欠けている感じがあってもどかしい。感動が散発的で収斂していかない気がする。全体を通して思えば良い漫画を読めたとは思っているけれども最終巻が座りが悪いように思ってしまった。なんにしても前回のマルドゥック・スクランブルのコミカライズも素晴らしかったし大今氏の次回作も付き合っていきたい。
読了日:12月23日 著者:大今良時
聲の形(6) (講談社コミックス)聲の形(6) (講談社コミックス)感想
最終7巻を読むために復習的再読。
読了日:12月22日 著者:大今良時
せっかち伯爵と時間どろぼう(5) (講談社コミックス)せっかち伯爵と時間どろぼう(5) (講談社コミックス)感想
妙なとこが凝りすぎで正直わけわかんなくなった。小ネタギャグは面白いけどこの巻は分量が少ないしなあ。
読了日:12月18日 著者:久米田康治
ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)感想
内容の濃さではこれまでのベスト。出てくるゲームは読んでいる間は単純に面白いしあとで見えてくる仕掛けには驚かされる。一見、頭脳戦に見えて実はコン・ゲームだなこれは。それをファンタジーとくっつける発想が凄い。この巻は区切りで今後のシリーズが向かう先が提示されたがやりきるにはかなりの巻数がいるのでは?面白い作品だから何巻でも付き合う気ではあるが。
読了日:12月18日 著者:榎宮祐
ブラックギャラクシー6 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)ブラックギャラクシー6 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)感想
これは楽しかった!こういう部室でダラダラするような、よくある日常漫画も描けるんだなあ。ではよくある凡百の漫画になっているか?というとそうでもない。各登場人物の性格は抉ってくるし、ブラックギャラクシーの人間関係は脆そう。所々ゾクッとするような怖さがある。それらはスパイスであって描かれるのは徹してコメディーなのが安心できるところ。その上、独特の言語感覚と会話がテンポ良く面白い。「空が灰色だから」以降に出た著者のコミックをこれですべて読んだが、芯には通底するものがあっても三冊とも味わいが違う。多才ですね。
読了日:12月17日 著者:阿部共実
屍姫 1 (ガンガンコミックス)屍姫 1 (ガンガンコミックス)感想
再読。このB級感がとてもいい。これだけスプラッターやってドラマも陰湿なのに作品のトーンはあくまでも乾いているのも好み。
読了日:12月17日 著者:赤人義一
紅kureーnai 1 (ジャンプコミックス)紅kureーnai 1 (ジャンプコミックス)感想
山本ヤマトのイラストは好きなんだけど漫画になるとねっとりと重たい感じ。原作読んでないからよくわからんが外伝だけを読まされるてるような気がしないでもない。
読了日:12月17日 著者:片山憲太郎,子安秀明
てーきゅう(7) (アース・スターコミックス)てーきゅう(7) (アース・スターコミックス)感想
ここまで一気読み。さすがに妙なトリップ感がある。内容をすぐ忘れてしまいそうなので再読に耐える気がせんでもない。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう(6) (アース・スターコミックス)てーきゅう(6) (アース・スターコミックス)感想
外国行く話がわりと楽しかった。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう(5) (アース・スターコミックス)てーきゅう(5) (アース・スターコミックス)感想
アホらしさがまだまだ続く。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう(4) (アース・スターコミックス)てーきゅう(4) (アース・スターコミックス)感想
この馬鹿っぽさがだんだん気持ちよくなってきたなー。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう(3) (アース・スターコミックス)てーきゅう(3) (アース・スターコミックス)感想
可愛い女の子がボケまくるだけだけどそれがいい。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう(2) (アース・スターコミックス)てーきゅう(2) (アース・スターコミックス)感想
2巻はアニメ化されてない話が多くて新鮮に読めた。アホらしくて、いい。
読了日:12月17日 著者:ルーツ,Piyo
てーきゅう 1 (アース・スターコミックス)てーきゅう 1 (アース・スターコミックス)感想
アニメの異常なスピードに慣れてしまってたので最初はリズムを合わすのがちょい大変だった。単純にギャグ漫画として面白い。ハイテンポで繰り出されるボケの量が凄い。
読了日:12月16日 著者:ルーツ/原作,Piyo/作画
ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです (MF文庫J)感想
1巻より少々勢いが下がった気もするがタメに入ってると思うのでのちのち炸裂してくれれば納得。やはりしりとり戦がインパクト強い。ハッタリかますだけかまして次巻に引く、という構成がライトノベルというよりは漫画連載に近い。
読了日:12月15日 著者:榎宮祐
鋼鉄ジーグ (St comics)鋼鉄ジーグ (St comics)感想
松本めぐむ版に続いてこちらのバージョンを。こちらはストレートに痛快でアニメの雰囲気にも近い。にしても子供向きとは思えない強烈なバイオレンスな描写が当たり前のように出てきたり、敵の襲撃がホラー映画ばりなところはダイナミックプロらしさ。体に良くない駄菓子のような味わいが懐かしい。
読了日:12月15日 著者:永井豪,安田達矢
鋼鉄ジーグ (アクションコミックス)鋼鉄ジーグ (アクションコミックス)感想
軽く読むつもりがどっしりと重い内容にびっくり。ロボット漫画としての痛快さがなく、むしろ戦うごとに苦渋がのしかかる展開は息詰まる。ひたすら主人公を葛藤や苦悩で追い詰めていくドラマも生々しく、扱っているテーマにも凄まじい現代性がある。出てくる人物それぞれに立場なりの価値観や行動が描かれているのが実に見事。
読了日:12月15日 著者:永井豪
魔法少女まどか☆マギカ ほむらリベンジ!  (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女まどか☆マギカ ほむらリベンジ! (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
終盤の改変は悪くないが、そこにいくまでがあまりに展開が大雑把すぎて感心するにいたらない。やろうとしたことはわからなくもないがストーリーの発想や飛躍が乏しすぎて原作に飲まれてしまった感じ。
読了日:12月15日 著者:原案:MagicaQuartet,漫画:枡狐/蛙空
魔法少女まどか☆マギカ ほむらリベンジ! (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女まどか☆マギカ ほむらリベンジ! (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
冒頭から面白そうな始まりで期待したものの、設定を活かした弾んだ展開がまったくない。これでは原作本編のストーリーで遊んでみました、でしかない。漫画なりにアニメらしい雰囲気は出せているものの、なおさら似たような話を読んでいるだけな気がしてくる。
読了日:12月15日 著者:原案:MagicaQuartet,漫画:枡狐/蛙空
吼えろペン 8―Comic bomber (サンデーGXコミックス)吼えろペン 8―Comic bomber (サンデーGXコミックス)感想
何となく手元にあったので再読。冷静に読むと画面や話が整理されていて、スッキリ漫画が出来上がっているのがわかる。
読了日:12月14日 著者:島本和彦
だぶるじぇい(6) (講談社コミックス)だぶるじぇい(6) (講談社コミックス)感想
終わった終わったー。まあ楽しかったんじゃない?誰一人キャラの名前憶えてないけどな。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
だぶるじぇい(5) (講談社コミックス)だぶるじぇい(5) (講談社コミックス)感想
なんか思いきり迷走しているようにもとれるし本領発揮しだしたような気もする。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
だぶるじぇい(4) (講談社コミックス)だぶるじぇい(4) (講談社コミックス)感想
この巻やたら脱線が多かったな。脱線つーても本筋なんかないけど。一本やけにロマンチックなエピソードが不意打ち的にあるのが印象的。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
だぶるじぇい(3) (講談社コミックス)だぶるじぇい(3) (講談社コミックス)感想
つまようじといい、カエル漫画といいしつこさがたまらん。カエルにいたっては絵が出るだけで笑う。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
だぶるじぇい(2) (講談社コミックス)だぶるじぇい(2) (講談社コミックス)感想
あいかわらずカエル漫画ネタがしつこいが、最後のアニメーションに吹いた。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
だぶるじぇい(1) (講談社コミックス)だぶるじぇい(1) (講談社コミックス)感想
再読。憶えているような憶えてないような。カエル漫画をあんまりしつこく見せられると吹く。
読了日:12月14日 著者:亜桜まる
最終兵器彼女外伝集―世界の果てには君と二人で (ビッグコミックススペシャル)最終兵器彼女外伝集―世界の果てには君と二人で (ビッグコミックススペシャル)感想
カラーページの美麗さに見とれるし、演出に取り込んでいる巧さが際立つ。どんどん閉じた世界になっていった本編に対し、別視点からの膨らみをかんじさせる良い外伝集だと思います。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)感想
完結。前半は気持ちが入らず合わない漫画かと思ったが後半から同調できて最終的に圧倒された。最初は「イリヤの空、UFOの夏」を連想したが読後感は田中ユタカの「愛人[AI-REN]」がより近い。この2作品が私の中で血肉になっているだけに最終兵器彼女ももっと早くに読んでおくべきだった。それに時期的にセカイ系なお話はなんだか古くなってしまったように思えちゃうし。読むタイミングということにもいろいろ考えてしまった。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (6) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (6) (ビッグコミックス)感想
これまで感情移入しづらかったのがこの巻はばっちり気持ちが入った。こういう展開に私は弱いようだ。最終巻へ。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (5) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (5) (ビッグコミックス)感想
省略の仕方が大胆。繊細な心理描写がさらに相乗効果で行間を読ませる。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (4) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (4) (ビッグコミックス)感想
だんだん独特の乾いた重みとしか言いようのない緊張感が出てきて引き込まれてきた。しかし10年、いや5年早く読むべきだったなあ。どうしても主人公男女に今となっては本気で感情移入できない。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (3) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (3) (ビッグコミックス)感想
紙面からあまりに感情のほとばしりが出過ぎでかえって心が動かない。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (2) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (2) (ビッグコミックス)感想
今のところ作風が好みではないけど先が気になる。
読了日:12月13日 著者:高橋しん
最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)最終兵器彼女 (1) (ビッグコミックス)感想
読む機会を逃していたので手を出す。なんとなく秋山瑞人の「イリヤの空、UFOの夏」ぽいイメージを持っていたけどやっぱりそれっぽい。とにかく続けて読んでみる。
読了日:12月12日 著者:高橋しん
この時代小説がすごい! 2015年版この時代小説がすごい! 2015年版感想
わりと読んでる作品があったのでお祭り感あって楽しい。上位ランキングもなんとなく当たってたし。隠し玉はなかなか新作の情報が出ない時代小説ではたいへんありがたいし、風野真知雄のインタビューも良かった。単行本1位の村上海賊の娘積読なので年末か年始に読んでみるか。
読了日:12月11日 著者:
このミステリーがすごい! 2015年版このミステリーがすごい! 2015年版感想
ひゃー。ものの見事に国内海外ともにランキングしたの一つも読んでないわ。完全に自分の興味がミステリーから離れてしまったなあ。海外一位のその女アレックスは買ったので読むのを楽しみにしておきます。
読了日:12月11日 著者:
どろろとえん魔くん(2) (ニチブンコミックス)どろろとえん魔くん(2) (ニチブンコミックス)感想
モブキャラが手塚漫画おなじみの連中が扮していたり、百鬼丸が最後に出てきたり一応原典は押さえてある。でもコラボレーションとしてではなく単純に永井豪の漫画として楽しんだ。まだこういうお色気コメディーが描けてしまうんだなあ。終わりが唐突だったけれどダイナミックプロの漫画はこういうのしょっちゅうだし、あんまり引っ張る企画でもないと思うのでこれでいいんじゃないかと。
読了日:12月11日 著者:永井豪&ダイナミックプロVS手塚治虫
どろろとえん魔くん(1) (ニチブンコミックス)どろろとえん魔くん(1) (ニチブンコミックス)感想
なるほど、妖怪つながりのコラボか。どろろの続編的な体裁にはなっている。しかしここまで手塚キャラが永井キャラにセクハラされてていいんかいな?これ雪子姫の役割を成長したどろろに振っているだけで、実質ドロロンえん魔くん時代劇版だよなあ。これはこれで楽しいからいいけど。
読了日:12月11日 著者:永井豪&ダイナミックプロVS手塚治虫
ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)感想
話はまったく突飛でもなくむしろ平凡でどこかで実際に有り得そう。それなのに漫画としての異化効果が猛烈。序盤のほのぼのした日常に見え隠れしたドス黒いものが話数を追うごとに溢れてくる様は凄い迫力。人間関係、心理が歪むし実際に絵も歪む。座りの悪いまま着地点がなく終わってしまうのが強烈な不安感をよぶ。この感じは文学的であるし怖さという点では上質の心理ホラーともとれる。よろよろしているヤジロベエを見てるかのように落ち着かない。この読後感に持っていくためのさじ加減が絶妙。
読了日:12月11日 著者:阿部共実
夕ばえ作戦 4 (リュウコミックス)夕ばえ作戦 4 (リュウコミックス)感想
原作もうろ覚えなりに面白かったが、この漫画版もアレンジが見事でとても良かった。このまんまアニメ映画に出来そう。現代風に仕立ててあってもジュブナイルな香りは残っているし、特にこの最終巻は漫画ならではの絵で魅せる演出が素晴らしい。しかしラストシーンが唐突すぎて余韻が無いのはかなりのもったいなさ。ほんの数ページでいいのでなんらかの補完が欲しい。いずれ原作小説の方も読み直そう。
読了日:12月11日 著者:光瀬龍,押井守,大野ツトム
夕ばえ作戦 3 (リュウコミックス)夕ばえ作戦 3 (リュウコミックス)感想
だんだん漫画なりのブーストがかかってきた。次巻で終わりなので期待しよう。
読了日:12月11日 著者:光瀬龍,押井守
夕ばえ作戦 2 (リュウコミックス)夕ばえ作戦 2 (リュウコミックス)感想
原作はかなりうろ覚えなんだがかなり面白くアレンジしてあるのはよくわかる。
読了日:12月11日 著者:光瀬龍,大野ツトム
夕ばえ作戦 1 (リュウコミックス)夕ばえ作戦 1 (リュウコミックス)感想
原作は古いんだけど現代的アレンジ。親や教師など大人たちがストーリー上、置き去りにされないところに昔のジュブナイルな味わいが残っていて良い。
読了日:12月11日 著者:光瀬龍,大野ツトム
進撃の巨人 悔いなき選択(2)<完> (KCデラックス ARIA)進撃の巨人 悔いなき選択(2)<完> (KCデラックス ARIA)感想
予想の範囲内で収まった内容で終わってしまったが、かといって本編のイメージを壊すものでもなくやっぱり可もなく不可もなしとしか。絵が小奇麗なのは良いけど、巨人との戦いになると不気味さも絶望感もなくなっちゃうなあ。ストーリーの落とし所は悪くないけどいかんせん、薄い。公式スピンオフというよりは公式同人と考えれば悪くなかったかな?
読了日:12月10日 著者:駿河ヒカル,「進撃の巨人」製作委員会
進撃の巨人 悔いなき選択(1) (KCデラックス ARIA)進撃の巨人 悔いなき選択(1) (KCデラックス ARIA)感想
進撃の巨人スピンオフをはじめて読んでみる。可もなく不可もなしといったところか。絵はスッキリしていて諫山氏の本編と違和感無いように調整している感じ。後半、巨人が出だすと迫力不足なのは否めない。あとお話が完全に守りに入っていて平凡。スピンオフという枠では仕方ないのだろうけれど。次巻次第。
読了日:12月10日 著者:駿河ヒカル,「進撃の巨人」製作委員会
アカメが斬る! (1) (ガンガンコミックスJOKER)アカメが斬る! (1) (ガンガンコミックスJOKER)感想
アニメ放映が終盤に入ったので漫画にも手を出す。序盤は普通の少年漫画風だよなあ、とか主要登場人物のほとんどが死んでるなあ、など変な感慨が湧いてくる。
読了日:12月10日 著者:田代哲也
死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )感想
主に歪なコミュニケーションを描いた作品が多く、意図して作られたギクシャク感がなんとも不思議な読後感がある。各短編にバリエーションがあって面白いが欲を言えば「空が灰色だから」にあったシリアスで心を抉るようなのが一本ぐらい読みたかった。
読了日:12月10日 著者:阿部共実
進撃の巨人(15) (講談社コミックス)進撃の巨人(15) (講談社コミックス)感想
逆転につぐ逆転劇。猛烈に濃厚な群像ドラマに突入したともいえよう。一方で世界の謎がどんどん深まり、いよいよ誰が敵味方やらわからない。根底から価値観が揺さぶられる。もう早く続きが読みたいという他はない。
読了日:12月9日 著者:諫山創
少女病少女病感想
青空文庫で。文章は格調高く、世俗や単語の古めかしさが実に良い。が、描かれる心理がなんとも生々しく古いどころか凄まじい現代性があるのに驚く。もしかしたら現代性ではなく普遍性なのかもしれないが。今で言う少女が「可愛すぎて生きるのが辛い」というところか。辛さが最高潮に達した瞬間に訪れる衝撃のラストにはむしろカタルシスすら感じる。
読了日:12月6日 著者:田山花袋,藤牧徹也
嫉妬の法則  恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)嫉妬の法則 恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)感想
こういうのって片思いでもしてギラギラしてる時に読んだらほどよく冷ましてくれそうだけれど、今の気分では恋愛や結婚、ましてや嫉妬するされるも程遠いからなー。これに関しては読む時期が悪かった。単純にビートたけしの本としても語りが神妙でおとなしいし、可笑しみや毒に乏しい。
読了日:12月6日 著者:ビートたけし
ノーゲーム・ノーライフ 1 (アライブ)ノーゲーム・ノーライフ 1 (アライブ)感想
原作小説、アニメと受け取る印象がまったく同じなのでかえって感想が出てこない。いや、媒体が違っても同じイメージを伝えられるというのは凄いことなんだとはわかっているけど、いっぺんに手を出しすぎた。メディアミックス展開するには榎宮祐という人材は最強ですな。
読了日:12月6日 著者:柊ましろ&榎宮祐
キューティーハニー対デビルマンレディー (チャンピオンREDコミックス)キューティーハニー対デビルマンレディー (チャンピオンREDコミックス)感想
ハードバイオレンスなデビルマンレディーの世界観とコケティッシュキューティーハニー、この両方を結びつけるには無理があったなあ。二大ヒロインが競演しているのを楽しめたらよいじゃん、と割り切るにはもうちょいハニーに見せ場がほしいです。
読了日:12月6日 著者:永井豪&ダイナミックプロ
ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)感想
思いきった大胆な作風。これほど漫画を読んでいるかのように小説を読んでしまったのは久々。中身の薄さがプラスに作用しているところは「僕は友達が少ない」に似ているかも。ノリと勢いでガンガン読ませるが雑ではない。複雑なゲーム戦かと思いきやほとんどハッタリで乗りきるのはむしろ好み。パロネタがパロディーにとどまらず話の流れに乗って決まってしまうのも面白い。この軽快さノリの良さは気持ちがいい。続けて次巻も読んでいこう。
読了日:12月4日 著者:榎宮祐
裏門切手番頭秘抄 (1) 青雲ノ閃 (新時代小説文庫)裏門切手番頭秘抄 (1) 青雲ノ閃 (新時代小説文庫)感想
上田秀人氏が解説で褒めているので読んでみたら、作風まで上田秀人作品によく似ている。にしても独自の仕掛けはしてあるし、終盤の二転三転する展開は読ませる。オリジナリティーという面では弱いがシリーズということなので次巻以降独自の味がより強く出てくればよいかと。
読了日:12月3日 著者:福原俊彦
激マン! 6 (ニチブンコミックス)激マン! 6 (ニチブンコミックス)感想
どこまで事実でどこから後付のフィクションなのか境目がわからない。しかしデビルマンという大傑作に永井豪本人は無念だらけなのはわかったし驚嘆もした。ありえたかもしれないサブストーリーも面白そう。それでもやはり「作品が完全な形でなくても読者に伝わるものはある」に尽きるのではないか。いや不完全で歪であるからこそ未だに作品が生命力を持って心を揺さるのだと。自伝漫画であり、セルフリメイクとして読み応えがあった。でもそれ以上に創作者の産みの苦しみがダイレクトにきて圧倒される。
読了日:12月1日 著者:永井豪,ダイナミック・プロ
激マン! 5 (ニチブンコミックス)激マン! 5 (ニチブンコミックス)感想
自伝漫画なのかデビルマンリメイクなのかよくわからなくなってきたが、とにかく面白い。
読了日:12月1日 著者:永井豪,ダイナミック・プロ
激マン! 4 (ニチブンコミックス)激マン! 4 (ニチブンコミックス)感想
デーモンの軍団が市街地を襲うあたり猛烈な迫力だけど、あそこまで本編に描写あったかな?と思ってたらうわーっときた。まるでリアルタイムに連載を読んでるような気持ち。連載期間縮められたがゆえに展開が大胆に、より濃密になっていくあたりが息詰まる。
読了日:12月1日 著者:永井豪,ダイナミック・プロ
激マン! 3 (ニチブンコミックス)激マン! 3 (ニチブンコミックス)感想
昔のを描き直ししてるだけなのになんでこんな面白いんだ、デビルマンパート。勢いは昔が勝るが構図やコマ割りの適確さは今のほうがさすが熟練している。とか思いながら真面目に読んでたらとんでもないギャグ挟んでくるなあ。あれ本当にやろうとしたんかいな?ちゃんとデビルマンは完結すると知っているのに編集から打ち切り話が出るとこなどハラハラする。
読了日:12月1日 著者:永井豪,ダイナミック・プロ

読書メーター