8月の観たDVD まとめ

8月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:1149分

SHERLOCK / シャーロック [DVD]SHERLOCK / シャーロック [DVD]
第2話「死を呼ぶ暗号」密室殺人、暗号解読、お宝探しといった趣向てんこ盛りだが密室殺人に関しては犯行方法があっちゃ〜、な気が。あと中国人の描き方がどうかと。昔の推理小説らしいと言えばそうなんだけど現代風に解釈しているこの作品では疑問が残る。今回は推理の要素もあるけどそれ以上にスリル溢れる冒険活劇的な面白さを優先している感じか。確かに疾走感がある。ワトソンが窮地に立たされるまで巧妙な伏線を張っているのがなんとも可笑しくあまりの災難っぷりに笑ってしまう。
鑑賞日:08月27日 監督:
SHERLOCK / シャーロック [DVD]SHERLOCK / シャーロック [DVD]
とりあえず第1話「ピンク色の研究」の感想。ドイルの原典は読んでいるもののホームズの映像化作品を見るのはお初。骨格やキャラクターは原作そのままに、時代性や演出は現代風に、といった案配でバランス良い出来でツカミとして素晴らしい。特にシャーロックの凄まじい情報量の推理を映像で見せる演出がポップでスマート。スマホ、インターネット、メールといった現代的小道具が飾りではなくお話にスピード感を与えるツールとして活用していて、上手い。ホームズ、ワトソンのキャラはいじってなくとも通じるのはさすがの原作パワーといったところ。
鑑賞日:08月24日 監督:
ミニミニ大作戦 [DVD]ミニミニ大作戦 [DVD]
とりわけ出来が良いというわけでもないがケイパーものの要素以外余分なものを入れておらず、キビキビと展開して要所でアクションを炸裂させていて小気味良い。これで作品のルックやストーリーに粋さがあればまた違うかと。主要な作戦の動機が復讐というのも野暮ったい気がするし、あまりに部外者に迷惑を掛け過ぎてる様はスマートじゃない。とはいえこういうコンパクトに痛快な映画も最近少ないのでけっこう楽しめた。大作よりもこのくらいの規模の映画がもっと増えてもいいかと思います。
鑑賞日:08月20日 監督:F・ゲイリー・グレイ
小さいおうち [DVD]小さいおうち [DVD]
昭和初期の人物像、価値観をがっちり描いて、その上でこういうインモラルな物語が静かに語られると実に淫靡で妖しさが漂う。特に松たか子の艶かしさには圧倒的な説得力があり、この作品を支える太い柱のごとし。些細ながらも繊細に込められたちょっとしたエロチシズム。原作小説からオミットした部分があってある真相にはたどり着くのは難しくなった気がするが、洞察しないとわからない隠し味的になっているのも悪くはない。私は原作既読だから全編トギマギしてしまったが。反戦を大声で訴えず、ただバックボーンに置く控え目な姿勢も好ましい。
鑑賞日:08月10日 監督:山田洋次
LEGO®ムービー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付)  [Blu-ray]LEGO®ムービー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
徹底的に何から何までレゴで表現された執念すら感じる映像にはワクワクするしギャグやパロディが冴えまくって吹く。それがハイテンポ、ハイテンションを維持したまま続くのでとてつもなく面白く、そして疲れる。レゴ特有のカラフルさがまたドラッギー。ディストピアSFのようにも楽しめるし、えらく行儀よく着地したかと思いきやひっくり返すオチも最高。頭身の低いキャラのアクションが異常にカッコ良かったり、セクシーに見えてきたりするだけで童心と大人心、両方をくすぐられる。
鑑賞日:08月05日 監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
学校 [DVD]学校 [DVD]
良い作品ではあるのだが前半の散発的なエピソードの見せ方に一工夫ほしいところでダレる。中盤からお話が面白くなり西田敏行田中邦衛二人メインの掛け合いを見ているだけで楽しい。しかし言いたいことはわかるが、こうもメッセージ性を前面に出されるのもどうかと。山田洋次作品としてはユーモアに冴えがないように思うし作品全体のトーンが変に重く、もっと映画として弾む余地があるだけに惜しいように思う。
鑑賞日:08月04日 監督:山田洋次
るろうに剣心 通常版 [DVD]るろうに剣心 通常版 [DVD]
テレビ放映で後半のみ鑑賞。今回はカットが少なかったのかな?
鑑賞日:08月01日 監督:大友啓史

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