3月の読んだ本 まとめ

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:4434ページ
ナイス数:1343ナイス

皆殺し映画通信皆殺し映画通信感想
一気に読むと頭がクラクラする。内容の密度が濃いのも当然あるし、取り上げた映画のあらすじを読んでいるだけでも作品の知能指数の低さが伝わってきて強烈。それが76本ぶんあるからなあ。読んでいるだけで疲労するのにこの手の映画をわざわざ劇場で鑑賞する著者の姿勢には頭が下がるというか物好きですねというか。読んでるぶんには面白そうに思えてくる作品群ですがこれは著者の語り芸あっての効果でしょうな。脚本に対するツッコミが特に面白いのでまたちびちび読み直します。
読了日:3月31日 著者:柳下毅一郎
琴浦さん 6 (マイクロマガジン☆コミックス)琴浦さん 6 (マイクロマガジン☆コミックス)感想
前巻はいまいちだったけどもこの巻はなかなか読ませる。終盤の畳み掛ける展開には痛快さがあって良し。
読了日:3月31日 著者:えのきづ
岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)感想
ジョジョ本編と比べると激しいドラマ展開が無いだけに趣向の奇怪さが際立つ。異常な現象にスタンド能力が関与しないのも不安感がある。怪異ホラー漫画としてとても面白い。岸辺露伴のキャラクターも後半のエピソードになるほど活かせていたと思うしもっと読みたくなる。満腹感があるのに物足りないという贅沢な気持ちになってしまった。もう一冊露伴本があるので高いけど買いたい気分。
読了日:3月27日 著者:荒木飛呂彦
月光条例 28 (少年サンデーコミックス)月光条例 28 (少年サンデーコミックス)感想
最新刊まで追いついた。いまだ激動の展開ではあるが残り一冊でどうまとめるのか?いまはただ最終巻刊行を待つのみ。
読了日:3月25日 著者:藤田和日郎
月光条例 27 (少年サンデーコミックス)月光条例 27 (少年サンデーコミックス)感想
ひたすら総力戦バトル。いろいろ思うところはあれどそんなことより次巻を読もう。
読了日:3月25日 著者:藤田和日郎
月光条例 26 (少年サンデーコミックス)月光条例 26 (少年サンデーコミックス)感想
いよいよ総力戦突入。全編激しく動きのある場面がひたすら続く。残り3巻か。
読了日:3月24日 著者:藤田和日郎
月光条例 25 (少年サンデーコミックス)月光条例 25 (少年サンデーコミックス)感想
主人公孤軍奮闘の巻。このままたった一人の戦いに終始するとは思えないがさてこの後どう持っていくか?
読了日:3月23日 著者:藤田和日郎
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (6) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (6) (ガンガンコミックスONLINE)感想
下品パワー炸裂で爆笑の巻。冒頭の話からいきなり酷すぎる。小宮山が実に良いキャラでもこっちとの低レベルの争いが面白い。このへんは今後も期待できそう。あいかわらず弟が無意識にイケメン。
読了日:3月23日 著者:谷川ニコ
月光条例 24 (少年サンデーコミックス)月光条例 24 (少年サンデーコミックス)感想
しみじみとさせたあとに物凄い演出がきましたなあ。このへんの呼吸はさすが素晴らしいです。いよいよ、ですな。
読了日:3月22日 著者:小学館
月光条例 23 (少年サンデーコミックス)月光条例 23 (少年サンデーコミックス)感想
決戦前の静けさの巻。ここでもかなり伏線張ってるようにも思うしいかに炸裂していくか、さてさて。
読了日:3月22日 著者:小学館
月光条例 22 (少年サンデーコミックス)月光条例 22 (少年サンデーコミックス)感想
伏線回収しつつも風呂敷がさらに広がる。残りあと7巻どう決着が着くか見守るしかない。
読了日:3月20日 著者:小学館
聲の形(3) (少年マガジンコミックス)聲の形(3) (少年マガジンコミックス)感想
絵の安定感+ストーリーの躍動感=情動のジェットコースター。激しく揺さぶられる。いよいよ物語のポテンシャルが発揮してきた感大有り。むしろこれ以降の展開がこの作品の本領だろう。ラスト数ページで起こる出来事のみずみずしさ、これで次巻に引く憎たらしさ。
読了日:3月17日 著者:大今良時
月光条例 21 (少年サンデーコミックス)月光条例 21 (少年サンデーコミックス)感想
物語が疾走する直前の緊張感がびんびん伝わってくる巻。引き絞られたものがどれだけのパワーだったのか、どれだけの速度に達するのか今後見えてくるであろう。いよいよ作品そのものの真価が問われる展開なのでどこまでも高みに登ってほしい。
読了日:3月16日 著者:小学館
月光条例 20 (少年サンデーコミックス)月光条例 20 (少年サンデーコミックス)感想
精神的に参っていたとはいえ刊行当時に読まなかったのを激しく後悔。むしろ精神的参っていたからこそ読んでいれば支えになったであろうエピソード。やはり白眉は雨ニモマケズの場面で、知識としてよく知っている詩がこれほど輝くとは!ここも間を空けていなければ心にもっと深く突き刺さっていただろう。あと細かいところはうろ覚えなのではっきりとはわからないが後付的な物語のフォローも的確に入っているような気がする。
読了日:3月16日 著者:小学館
月光条例 19 (少年サンデーコミックス)月光条例 19 (少年サンデーコミックス)感想
全編バトルの連打。それもかなり奇想天外な魔法対決でそれを絵で表現しきる画力が凄い。展開的にも気になりすぎる引きだが次巻はすでに手元にあるからすぐ読めるのはありがたい。
読了日:3月15日 著者:小学館
かくりよものがたり 2 (ジャンプコミックス)かくりよものがたり 2 (ジャンプコミックス)感想
前巻は物足りなさばかりが残ってしまったが弐巻に入ってからは物語世界にぐっと広がりが見えてきてかなり面白くなってきた。いろいろと弾みだしてきた感じも伝わってくる。ここまででようやくちょっと長めのイントロが終了といったところか。次巻あたりいよいよ本題ぽいので楽しみに待とう。
読了日:3月15日 著者:藤崎竜
月光条例 18 (少年サンデーコミックス)月光条例 18 (少年サンデーコミックス)感想
前巻からどえらい間空けて読んだのでちょっと流れに乗りにくかった。だいぶ巻数もたまっているから読んでいくうちにドライヴ感は取り戻せるかと。最新刊はラストスパートに入ってるようだしぜひ追いつきたい。
読了日:3月15日 著者:藤田和日郎
かくりよものがたり 1 (ジャンプコミックス)かくりよものがたり 1 (ジャンプコミックス)感想
久しぶりの藤崎竜作品。あれ?すごく面白そうな内容なのにいまいちワクワク感がない。絵も設定もハイレベルなのに平凡なまとまり方して炸裂してないというか。まだ最初の巻なのでまだ暖まりきってないのかな?次巻を読んでみる。
読了日:3月14日 著者:藤崎竜
白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)白貌の伝道師 (星海社FICTIONS)感想
突き抜けたまがまがしさは爽快感を生みだす。ストーリーが闇に向かっていたとしても直線的な軌跡が美しい。簡潔ながらも豊饒さのある文章は読み心地よく、やはりこの著者の文章は良い。最近は脚本を手掛けた映像化作品は見ているがまた小説も書いてほしいところ。
読了日:3月12日 著者:虚淵玄
侵略!イカ娘 16 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 16 (少年チャンピオン・コミックス)感想
なんというか進展の無さが魅力の漫画。イカ娘の学校編はパラレルでスピンオフ的な展開があれば面白そうだなー。次はOVA付きなので動くイカちゃんに再開できるのも楽しみ。アニメに婦警さん出して欲しいなあ。
読了日:3月8日 著者:安部真弘


三国志 (一) (星海社文庫)三国志 (一) (星海社文庫)感想
吉川版三国志三たびチャレンジ。土林誠のイラストレーションが色彩豊かで素晴らしくモノクロ映画がカラーになったかのような効果。これに関しては星海社文庫版をチョイスして良かった。紙質も良い。活きのいい文章、比喩の巧みさはさすが吉川英治で厚い文庫ながらも読ませる。人物も躍動的で特に曹操は生き生きと描けているように思う。今回こそは完結まで読みきりたい。次巻刊行待ち。
読了日:3月5日 著者:吉川英治,土林誠
“世界最後の魔境"群馬県から来た少女 (スマッシュ文庫)“世界最後の魔境"群馬県から来た少女 (スマッシュ文庫)感想
異様な勢いがある上にやたら詰め込んだネタのラッシュのおかげでトリップ感が凄まじい。なんというか疲れる面白さ。読んでる間は濃厚な時間を過ごさせてもらったが濃厚すぎてそうしょっちゅう味わいたくない。でもたまには味わいたいので著者の新作が出るようであればまた手にするであろう。
読了日:3月1日 著者:日下一郎

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