1月の読んだ本 まとめ

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:5354ページ
ナイス数:1041ナイス

七星降霊学園のアクマ  01 グラトニー・シールド  (角川スニーカー文庫)七星降霊学園のアクマ 01 グラトニー・シールド (角川スニーカー文庫)感想
設定を説明するのではなく自然にストーリーや会話に溶け込ませていつの間にか把握させてしまっている上、抜群のリーダビリティ。著者の作品を読むのは始めてだがさすが多数の作品を書いてきただけのキャリアを感じる。一方でインパクトが弱く無難で手堅いだけのように思える部分もあり、今後続巻でどれだけの仕掛けをして盛り上げてくるかが期待のしどころか。
読了日:1月29日 著者:田口 仙年堂
るろうに剣心 ─銀幕草紙変─ (JUMP j BOOKS)るろうに剣心 ─銀幕草紙変─ (JUMP j BOOKS)感想
活劇描写の弱さは気になるものの原作漫画の序盤を上手くまとめてあり内容も濃い。時代背景や各キャラクターの心情も説明的でなくよく書けており出来うればこの小説版の続編も読んでみたい。
読了日:1月27日 著者:和月 伸宏,黒碕 薫
兇感想
悪い意味で字で書いた漫画。舞台背景の説明や情景描写を極力抑えているのはある種のスピード感を生み出していて効果的だが人物の描き込みがいくらなんでもなさすぎ。主人公は様々な出会いを通し葛藤しながら成長していく話なのにこれではドラマとして成立していないし単にあらすじとして流れ去っていくのみ。剣戟場面は良く書けているのに生きてこない。あと人物が立っていないのに台詞だけはもっともらしいことを言うのも気になった。著者が熱意を持って書いているのはわかるので好意的には読めるのだが足りないものが多すぎて心に響かない。
読了日:1月24日 著者:矢野隆
日常 (8) (カドカワコミックス・エース)日常 (8) (カドカワコミックス・エース)感想
新刊でひさびさに読んだせいか異様にテンション高かったような気が。特に催眠術ネタは笑った。
読了日:1月22日 著者:あらゐ けいいち
日常 (7) (角川コミックス・エース 181-9)日常 (7) (角川コミックス・エース 181-9)感想
シュールさと勢いとほのぼのが混じって変な化学変化起こす可笑しさ。
読了日:1月22日 著者:あらゐ けいいち
るろうに剣心 完全版 7 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 7 (ジャンプ・コミックス)感想
まだ本題に入る前の序章というべき展開だが見せ場だらけ、話は動きまくるといった案配で気持ち良すぎる。
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 6 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 6 (ジャンプ・コミックス)感想
一気に話が動いたし新キャラ続々登場、盛り上がってまいりました!
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 5 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 5 (ジャンプ・コミックス)感想
ダイナミックで面白い。剣心に二面性の表現が特に良い。
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
秋声惑う 返り忠兵衛江戸見聞(3) (双葉文庫)秋声惑う 返り忠兵衛江戸見聞(3) (双葉文庫)感想
前作の後日談的内容。今回は比較的地味でも策略と探索ありと読ませる仕掛けもある。そのあたりの入り組んだ策謀や人間関係がただ単にわかりにくいだけになっているところが多々あり主人公が惑う展開にいまいち感情移入できず、工夫は理解できるもののストーリーとして作り込みの甘さも感じ乗りにくい巻だった。人情ドラマの部分は実に良く出来ているだけになんとも惜しい。
読了日:1月17日 著者:芝村 凉也
魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
いろいろと惜しいところもある作品ではあるがぎりぎりスピンオフとしての体裁を保ちつつ思い切り弾けた点では大いに評価したい。またこのストーリーは細切れで読むとわかりにくいので通して再読すれば新たな発見があるように思う。終盤は派手な見せ場を作りつつもきっちり風呂敷を畳んだ。
読了日:1月15日 著者:原案:Magica Quartet,原作:平松正樹,画:天杉貴志
GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)感想
程よく軽く読めてキャラにも萌えてリラックスして読める。あるのはどうでもいいようなエピソードばかりだがちゃんと退屈までさせないさじ加減があり楽しい。各話4ページで終わるお手軽さも良し。
読了日:1月14日 著者:新木 伸
魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
最終巻刊行を機会に再読。
読了日:1月13日 著者:天杉 貴志
侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)感想
丁寧にイカ娘以外のキャラクターを描いて育ててきたので各キャラの組み合わせだけでシチュエーションコメディー的面白さがある。オチのつけ方も秀逸なものが多く著者のお話作りスキルがぐんぐん伸びているのがよく分かる。これはアニメから逆影響を受けている部分もあるのかもしれないね。まだまだ続いてほしい作品。そして素晴らしいのは相変わらずのイカちゃんの可愛さでゲソ。
読了日:1月10日 著者:安部 真弘
るろうに剣心─特筆版─ 上巻 (ジャンプコミックス)るろうに剣心─特筆版─ 上巻 (ジャンプコミックス)感想
現在本編を完全版で再読中なのでどうしても比較的に読んでしまい、単体の作品として楽しみにくい状態ではある。にしても展開が早すぎ、キャラの掘り下げがなさすぎなのでそれなりに楽しめるものの浅いという印象になってしまう。駆け足で小刻みすぎて乗りにくい。作品の質的には低いわけではないのでもっと余裕あるペースで描いてあればもう一つのるろうに剣心としてかなり面白いものになったと思うのに残念。
読了日:1月10日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 4 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 4 (ジャンプ・コミックス)感想
剣豪もの的展開がメインになってきてわくわくする。レギュラーキャラたちも生き生きしてますなー。
読了日:1月10日 著者:和月 伸宏
湿風烟る-返り忠兵衛江戸見聞(2) (双葉文庫)湿風烟る-返り忠兵衛江戸見聞(2) (双葉文庫)感想
まだ書きように多少の硬さは感じるが前作同様爽快で面白い。主人公に魅力があるのがまず強く、人情ドラマあり剣戟ありで読ませる。クライマックスには大立ち回りもありカタルシスのある展開もあって後味も良い。
読了日:1月9日 著者:芝村 凉也
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)感想
コミカライズを読んでいるというよりはもう一つ別のまおゆう魔王勇者をよんでいるような気がしてくるほど漫画として自然。多少漫画として表現しにくいためか弱くなった部分もあるが絵になったキャラクターは生き生きしているし動きのある場面が素晴らしい。
読了日:1月8日 著者:石田 あきら
るろうに剣心 完全版 3 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 3 (ジャンプ・コミックス)感想
熱い。この巻は御庭番衆たちの散り様に魂を撃ち抜かれる。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプ・コミックス)感想
剣心と刃衛の対決が圧倒的迫力。実写映画はよくこれをちゃんと再現したなあ、と感心する。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)感想
実写映画鑑賞を機会に再読。内容をすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。コミカルな部分含めて面白くエピソードも豊富。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)感想
何度か声出して笑った。通常通りの内容で最終巻らしさはあまりないがこれで登場キャラたちとお別れと思うとさびしい。しかし最終ページは凄まじいバッドエンドではあるな。
読了日:1月8日 著者:山内 泰延
天下 奥右筆秘帳 (講談社文庫)天下 奥右筆秘帳 (講談社文庫)感想
この巻はラストスパート直前のタメ、といったところか。あと2冊で終わりだそうなので終盤いかに盛り上げて着地するか大いに期待したい。
読了日:1月6日 著者:上田 秀人
進撃の巨人(9) (講談社コミックス)進撃の巨人(9) (講談社コミックス)感想
もう9巻までくれば巨人のキモさにも慣れるだろうと思って読めばあらためて戦慄と嫌悪感を味わった。とくに序盤のある場面は凄まじく恐ろしい。謎や伏線の張り巡らせ方も素晴らしくストーリーテリングに長けていると思う。
読了日:1月4日 著者:諫山 創
人生 第4章 (ガガガ文庫)人生 第4章 (ガガガ文庫)感想
内容が薄いのか逆に厚みがあるのかよくわからんシリーズ4巻目。回答者3人のキャラの馴染んだころに新キャラというのもタイミング的にいい展開なのでは?今回は特に良い意味での理屈っぽさが出ていて独特の面白さがあった。巻数を追うごとに安定してきたけどときどきはこの安定すらぶち壊す展開があっていいかも。毎度我慢しきれず吹き出して笑ってしまう瞬間があるのはギャグラノベとして心強い。
読了日:1月2日 著者:川岸 殴魚

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