カラフル
最初のほうは画面やキャラクターのデザインが平板な感じがしたものの
淡々とした雰囲気やテンポ、丁寧な感情の表現から人物が立ち上がってきて
ごく身近な風景や日常がじんわりと輝きだしていく様が素晴らしい。
見ている間冷房が効きすぎている気がして寒かったんだけど、今考えると
空気感の表現が秀逸で物語上の冬の寒さが画面から伝わってきたんじゃないかな。
食べ物が美味しそうなのも重要なポイントになっていて、夕食を抜いて
見ていたもんだから腹が減ってたまらんかった。
関西弁イントネーションで喋るちょっと凶暴なプラプラが面白かった。
森絵都の原作をきっちり消化しながら良い意味で別物に仕上げている作品。
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- 作者: 森絵都
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